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Tuesday, January 21, 2020

アカデミー賞はいつになったら女性監督をノミネートするのか(The Guardian) - Yahoo!ニュース

【記者:Ellen E Jones】
「受賞した男性の皆さん、おめでとうございます」──アカデミー監督賞が13日に発表され、ノミネートされたのが今回も全員男性だったとき、女優でプロデューサーのイッサ・レイは多くの人の複雑な思いをこう要約した。確かに、皮肉を一切抜きにしても、2019年は男性による男性についての映画が豊作だった年と言える。有力候補であるクエンティン・タランティーノ監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』やマーティン・スコセッシ監督の『アイリッシュマン』、サム・メンデス監督の『1917 命をかけた伝令』、さらにはトッド・フィリップス監督の『ジョーカー』までもが、男性の力、エゴ、そして男性が陥りやすい過ちについて、的確でさまざまな洞察を与えてくれた。しかし女性はどうなのか?

 私たちは、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』が女性監督作品の中から唯一、作品賞にノミネートされたことに満足しなくてはいけない。「若草物語」のマーチおばさんならきっと、それが私たちの運命なのだとアドバイスするだろう。「Little Women」と皮肉なタイトルが付けられたルイザ・メイ・オルコットの小説「若草物語」は何十年にもわたって、気立ての優しい姉妹とその家庭内でのごたごたを取り上げた和やかな物語だと誤って描写されてきたが、ついに原作の精神を忠実に脚色した作品が登場した。グレタ・ガーウィグ監督の情熱的な演出により、本作は、家父長制社会における芸術的価値の狭義(トレイシー・レッツが、人を小ばかにした態度を取る編集者のダッシュウッドを面白おかしく演じている)や、それが女性の創造力をいかに押しつぶしているかについて、正当な怒りを向ける。なんてアカデミー賞にぴったりな作品だろうか。

 2020年のオスカーは、女性に創造力や内面性、せりふのある役が許される前の「古き悪しき時代」に振り子が揺れ戻ってしまったのか? とんでもない。実際のところ、女性の映画監督はこれまで、アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーにきちんと認めてもらったことすらない。92年間のアカデミー賞の歴史の中で、監督賞にノミネートされた女性はわずか5人。受賞したことがあるのは、『ハート・ロッカー』のキャスリン・ビグロー監督ただ1人だ。最近ノミネートされたのも、2017年の『レディ・バード』を撮った今回と同じガーウィグ監督だった。ハリウッドには、女性映画監督について、「1人入ったら1人出す」という方針でもあるのだろうか?

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