福島県警のヘリコプターが同県郡山市で不時着、横転した事故で、県警は1日、搭乗していた警察官や医療関係者ら男性7人のうち、県警地域企画課長(59)や男性医師(39)ら胸の骨を折るなどした4人が重傷、3人が軽傷だったと発表した。
また県警は、男性操縦士(38)が「風にあおられたが、機体を持ち直して人けのない田んぼを選んで着陸させた」と話していることを明らかにした。
一方、公益社団法人「日本臓器移植ネットワーク」(東京都港区)によると、ヘリコプターは、同県会津若松市の病院で脳死と判定された50代の男性から摘出した心臓を、福島空港に運ぶ途中だった。郡山市でヘリが不時着した後、心臓は急きょ、県警のパトカーで同空港に運ばれた。当初予定していたチャーター機で羽田空港に移送し、東京消防庁のヘリで東京大学付属病院に届けられた。
東大病院では、虚血性心疾患の50代の男性患者に移植する予定だったが、到着が遅れたことなどで、移植した場合に心臓がうまく動くか保証できないと医師が判断し、移植を断念した。同ネットワークによると、事故による移植断念は初めてで「残念に思っている」とコメントしている。【寺町六花、高島博之】
2020-02-01 07:25:17Z
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