UIの変更や大幅な機能追加を果たしたものの、動作の重たさで不評だった「Windows Vista」。これに続くWindowsの新バージョンが「Windows 7」でした。
このリリース候補版となる「Windows 7 RC」の提供が開始されたのが、2009年の今日です。RC版(Release Candidate)は製品化直前のバージョンとなるもの。致命的な不具合がなければこのまま製品としてリリースされてもおかしくない完成度のもので、Windowsを採用するメーカーの動作確認用として使われます。β版が公開されたのが2009年1月ですから、RC版登場まで意外と早かったという印象です。
通常はハード/ソフトメーカーへの提供だけとなりますが、多くのユーザーを抱えるWindowsだけに、MSDN/TechNetに登録しているユーザーにも2009年の本日から提供が始まりました。さらに5月5日には範囲を広げ、一般ユーザー向けの提供が開始されています。
無料で新OSが試せるということもあり、当時、RC版を試したと懐かしく思い出す人も多いのでは。
Windows 7は基本的にはVistaとあまり変わりませんが、重たいと不評だった動作が軽量化されたほか、SSDへの最適化、サイドバーガジェットの廃止などが行われています。こういった改良が受け入れられ、XPからの移行先として人気となりました。
ちなみに、正式版の発売は同年10月22日ですから、約半年後ですね。なお、Windows 7は2015年の1月にメインストリームサポートが終了し、今年の1月に延長サポートまでも終了しています。サポートの終了したOSを使い続けるのはセキュリティ上のリスクとなるだけに、使用の停止、もしくはWindows 10へと乗り換えましょう。
4月30日のおもなできごと
2009年、マイクロソフトが「Windows 7 RC」を提供開始2016年、ソニーがブルーレイレコーダー「BDZ-ZT2000」など4機種を発売
2016年、SpaceXがロケット着地の瞬間を360度動画で公開
2020-04-30 00:01:33Z
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