レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンが組んだシムレース環境は総額29200ポンド(約400万円)という誰もが羨む豪華仕様だ。
F1は新型コロナウイルスのパンデミックによる休止期間に公式ゲーム『F1 2019』を使用したバーチャルレースを開催。アレクサンダー・アルボンも第2戦から参加しており、第3戦には7名の現役F1ドライバーが集結した。
アレクサンダー・アルボンが、どのメーカーの機材でシムレース環境を組んでいるか詳しく見てみよう。
Cool Performance Racing Simulators
アレクサンダー・アルボンは、ハードウエアにCool Performance製を選択。液体冷却を使用してノイズを最小限に抑えながら最高のパフォーマンスを実現するハイエンドのゲーム機だ。
マクラーレンのランド・ノリスもCool Performance製品を使用しており、2018年のF2カーには同社のロゴが掲載されていた。彼のチームメイトのカルロス・サインツ、NASCARチャンピオンのジミー・ジョンソン、その他、多くのジュニアドライバーがCool Performanceの顧客だ。
Pro-Sim Evolution F1 rig and pedals
アレクサンダー・アルボンのシステムは、Pro-Sim製のEvolution F1リグを中心に構築されている。これは、F2や他のジュニアカテゴリの一部のチームですでに使用されている本格的なセットアップだ。120キログラムのアルミニウムフレームは、様々なドライバー、シミュレーションしたいマシンに合わせて幅広い調整を提供する。
電子的に調整可能なペダルにより、アレクサーダ・アルボンは実際のレッドブル・ホンダ RB16のようにペダルを高く上げることができる。
ペダル自体には、油圧ブレーキシステムと調整可能なガススプリングスロットルが含まれており、Pro-Simは“どこでも利用できる最も正確で調整可能なペダルシステム”と謳っている。
ブレーキペダルは、ビッグブレーキンゾーンのために200kgの衝撃を受けることができる。アレクダンダー・アルボンのチームメイトであるマックスフェルスタッペンは、昨年スパ24時間のバーチャルレースでブレーキを壊している。
ドライビングシートのポジションやステアリングも微調整が可能だ。下記のハードウェアの一部を含む価格29220ポンド(約400万円)だ。
Cube Controls Formula Pro steering wheel
アレクサンダー・アルボンのシムレース用のステアリングホイールは、実際のF1カーにも見劣りしない。アレクサンダー・アルボンは、ボタン、F1スタイルのロータリースイッチ、および多方向ジョイスティックの組み合わせを含むCube Controls製のFormula Proを使用している。
ホイールの裏側にある4つのパドルにより、ローンチコントロール式のクラッチシステムが可能になり、フロントプレートなどカーボンファイバーでできているため、全体の重量は1キロ未満だ。価格は約825ポンド(約11万円)。
Leo Bodnar SimSteering Force Feedback System
ハンドルコントローラーは、Leo Bodnar Electronics製のプロ仕様のForce Feedback System。レーシングカー、軍用車両、重量級車両などの幅広いシミュレーターアプリケーションに使用されている(そのため、Euro Truck Simulator 2に最適)。
ステアリングホイールベースをアレクサンダー・アルボンの仕様にアップグレードしするには2,500ポンド(約30万円)以上がかかる。
Triple-screen 27-inch Samsung monitors
モニターは画質だけでなく、スムーズでラグのない再生を保証するためのリフレッシュシートが重要にある。アレクサンダー・アルボンのリグには3台のモニターが付属しているが、ストリーミング用にシステムを構成するために2台の接続を切って使用している。
カテゴリー: F1 / アレクサンダー・アルボン / レッドブル / ホンダF1
2020-05-01 23:24:04Z
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