岡山県津山市 多胡本家酒造場
【A居酒屋にて 全11回の⑥】
4~5カ月に1回、ほぼ定期的に開いている、オタマジャクシと美女軍団との飲み会。オタマジャクシは、カエルのわたくしより年下なのでオタマジャクシを自称している。会場のA居酒屋はなんと、2日後に店を閉めるんだそうな。びっくり仰天だ。オーナーのNさんには、わたくしにとってのさまざまな“初蔵酒”を用意してもらった。長年のご労苦に感謝、感謝、だ。Nさんは新しい店を開く気満々。いつになるのか。楽しみだ。そして、また“初蔵酒”を用意していただきたい。
「栄光冨士」「七歩蛇」「忠臣蔵」「千利休」「嶺乃誉」に続いて6番目にいただいたのは、「加茂五葉 普通酒 カップ」だった。これも、「七歩蛇」「忠臣蔵」「千利休」「嶺乃誉」に続いて、わたくしにとっての初蔵酒だ。ゲットしてくれたオーナーのNさんに感謝、感謝、だ。さて、いただいてみる。
オタマジャクシ「甘みがあり、バランスのとれた酒だ」
うっちー「けっこう酸がある」
酒蛙「若干、クラシカル香味あり。辛みが味の主体。酸は適度。甘みもすこし感じられる。淡麗系」
女性日本酒ライターSさん「膨らみなく、コンパクト」
酒蛙「普通酒としては、けっこう出来が良い酒だ」
女性日本酒ライターSさん「そうそう」
カップに印字されているスペックは「原材料 米・米麹・醸造アルコール、原料米 すべて国産、アルコール分15.0度以上16.0度未満」。
酒名「加茂五葉」の由来について、日本の名酒事典は「創業時に植えられていて、今も緑をたたえる樹齢300年の五葉の松と、近くを流れる清流、加茂川にちなんで命名された」と説明している。
この飲み会が終わってからほどなく、女性日本酒ライターSさんから驚くべきニュースがもたらされた。この酒を醸している蔵が自己破産を申請した、というのだ。
帝国データバンクのウェブニュースによると、多胡本家酒造場は、1680年代(寛文年間)に創業(【酒蛙注】1680年代の元号は、延宝、天和、貞享、元禄)。老舗の清酒メーカーで、1960年代から70年代にかけてテレビ放映された「酒は断然、加茂五葉ですね」と将棋の大山康晴名人(当時)が語るCMで岡山県の地酒として抜群の知名度を誇っていた。しかし、日本酒業界を取り巻く環境の悪化などで次第に経営が苦しくなり、ついに事業の継続を断念。2020年3月3日、自己破産を申請した、という。
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May 10, 2020 at 01:31PM
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【4222】加茂五葉 普通酒 カップ(かもいつは)【岡山県】 - 47NEWS
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