
フリーの笠井信輔アナウンサー(57)が15日、文化放送「くにまるジャパン 極」(月~金曜・前9時)にリモート出演し、4月30日の退院以来初めて仕事復帰した。
同アナは血液のがんの一種「悪性リンパ腫」で昨年12月から入院していた。
進行の砂山圭大郎アナウンサー(44)から「おかえりなさい」と呼びかけると「ありがとうございます。こんなに早いタイミングで声をかけて頂いて幸せでございます」とうれしそうに返答。体調を聞かれると「リモートという電話での出演。自分の部屋から話できているので問題ない。砂山さんと代わりたいくらい」とやる気満々。「(同番組は)フリーになってすぐに出させて頂いたんで、(復帰して)一番最初の仕事が『くにまる』で感無量です」と喜んだ。
入院治療についても触れ「抗がん剤を24時間5日間ぶっ通しで投与する普通の人より強い治療でした。それを1週間やって、また1週間経つと体力が回復してくる。具合悪い時と回復している時とを6回繰り返しました」と回想。「私は3回目からドーンドーンと来て6回目が一番強かった。鉛を飲んだことはないですが、感覚的に飲んだような感じ」と振り返った。
その中で「(水泳元日本代表の)池江璃花子さんに励まされました。池江さんが退院したのが私の入院の2日前。僕より治療もきついのもあったのに、そんな彼女が『次の次のオリンピックを目指す』と聞いて泣きました。56歳(当時)の自分がくじけちゃいけないなと」。
入院している間に新型コロナウイルスがまん延。緊急事態宣言も出た。抗がん剤治療で白血球が通常の人の半分まで減っており「かかったら重症化まぬかれない。ただコロナ怖いので延泊という訳にいかない」と心境を明かした。
ただ世間には通院で抗がん剤治療を行っている患者も多く「通院の方はものすごい恐怖と戦っている。電車、バスで一時間通わないと、という人がたくさんいる。自分は部屋にこもっているだけで家族とも話せる。こんな生活がなんぼのもんじゃない」とより大変な人を思いやっていた。
2020-05-15 03:17:00Z
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