新型コロナウイルスの再拡大で世間が帰省の是非に悩むお盆を迎える中、官公庁や与党がやきもきしているのは、9月末に任期満了を迎える自民党役員人事や内閣改造がいつ行われるかだ。人事の時期が、臨時国会の召集時期や、2021年度当初予算案の編成にも大きな影響を及ぼすためだ。特に今年はコロナ対応で予算編成作業が遅れ気味で、概算要求の締め切りが例年より1カ月遅い9月末に設定された。新閣僚などの意向も踏まえて要求案が練り直される可能性もある。これに加え、首相の外国出張や天皇陛下の健康への配慮が必要だとの声もあり、人事の時期は見通せない。
「現在政府を挙げてコロナウイルス対策に全力を挙げて取り組んでいます。人事の話はまだ先だと考えています」。首相は6日、原爆忌で訪れた広島市内での記者会見でこう述べた。自民党の閣僚経験者は「落ち着ける時間がなく、人事を練るところまでいきようがないのだろう」と首相の心境を察してみせた。
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August 09, 2020 at 11:00AM
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内閣改造と党人事いつ？ G7サミットとコロナ対応次第で見通せず 官僚らやきもき - 毎日新聞 - 毎日新聞
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