こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。 毎日暑くて出掛ける気になれず、エアコンの効いた家の中でゴロゴロする毎日を送っています。そんなワタシの姿を見兼ねてか、ダンナさんが「鍾乳洞へ涼みに出掛けないか?」と声を掛けてくれました。聞くと、鍾乳洞は「天然のクーラー」と呼ばれるほど涼しいスポットなんだとか。外はこんなに暑いのにどうしてそんなに涼しいの? 一体どんな場所なのか、実際に行く前に鍾乳洞について調べてみようと思います! 天井から垂れ下がる「つらら石」や棚田のような形に広がる「リムストーン」など、さまざまな形の鍾乳石によって作られる神秘的な空間が魅力的な鍾乳洞。国内では、洞窟内の空間の広さが圧倒的な「秋芳洞(あきよしどう)」(山口県)や、鍾乳石の種類と数の多さで東洋一といわれる「あぶくま洞」(福島県)、「ドラゴンブルー」と呼ばれる深い青色の地底湖が美しい「龍泉洞」(岩手県)などが有名です。パワースポットとして人気な場所もあるんですって。
鍾乳洞はどうやってできた?
まずは、鍾乳洞のあの神秘的な空間がどうやって出来るのかを調べてみました。そもそも鍾乳洞は石灰岩のある場所にしか作られません。海底で大昔の生物の殻やサンゴなど炭酸カルシウムが堆積してできた石灰岩が、地殻変動で地上へ隆起します。そこへ、空気中の二酸化炭素などが溶け込んで弱酸性になった雨水が割れ目や断層から入り込んで徐々に岩を溶かし、小さな空洞が作られていきます。この空洞は地下水によってさらに溶かされたり削られたりして、長い年月をかけて大きくなっていきます。 こうして広がった空間の天井から、石灰岩を溶かした水がぽたぽたと落ちます。この落ちてきた水が空気に触れると、水分がわずかに蒸発して二酸化炭素が抜け、溶かされていた石灰分がまた固まっていきます。これを繰り返して塊が大きくなると「鍾乳石」になり、鍾乳石のある洞窟が鍾乳洞と呼ばれています。私たちが観光で足を運ぶ鍾乳洞は、ここまで大きくなるのに数十~数百万年かかっていて、さらに鍾乳石は1cmの長さになるまでに50~100年ほどかかるというからびっくり! 気が遠くなってしまうほど長い年月をかけてできているのね。
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August 07, 2020 at 07:00PM
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