miHoYoが、9月28日に「Windows」や「PlayStation 4」「iOS」「Android」向けに正式リリースしたゲームタイトル「原神」において、一部プラットフォームで端末を監視するプログラムが含まれていたことがわかった。問題を指摘された同社は同機能を削除した。
同ソフトウェアのWindows版においてゲームのプログラムを起動すると、バックグラウンドで別のプログラムが起動。ゲーム終了後やアンインストール後も持続的に動作し、端末を監視していることが明らかとなったもの。
同社は、問題のプログラムがチート対策として不正ツールを検出するため、システムの情報や起動されているプログラムの情報を読み取っていたとする自社調査の結果を発表。ゲーム終了後やアンインストール後も動作していたことについて、その間にプログラムが改ざんされることを防ぎ、公正なゲーム環境を維持することが目的だったと釈明した。
不正行為をどのように判断していたか不明だが、不正行為以外の情報については、処理、保存、アップロードなどは行っていなかったと説明している。
問題が指摘されたことを受けて同社は、同プログラムからゲームの終了後やアンインストール後も持続的に動作する仕様を削除。すでにプログラムをアンインストールしている場合は、パソコンの再起動後に同プログラムの削除が可能になるという。
(Security NEXT - 2020/09/29 )
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2020-09-29 01:35:00Z
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