『ブラックパンサー』(2018)などの活躍で知られ、2020年8月28日に43歳の若さでこの世を去ったチャドウィック・ボーズマン最後の劇場公開主演&プロデュース映画『21ブリッジ』が、2021年4月に日本全国で公開されることが決定した。ボーズマンの誕生日である11月29日に発表された。
ニューヨークのマンハッタン島を舞台に、警察官の父を殺害された過去を持つボーズマン演じるデイビス刑事が、孤立無援の中、街ぐるみの犯罪に挑むクライム・アクション・ミステリー。マンハッタン島で8人の警察官が殺害された強盗殺人事件が発生し、犯人逮捕のため“マンハッタンを全面封鎖”して事件を追うことになったデイビス刑事。事件の真相に迫るうちに、思わぬ真実が見えてくる。孤立無援になったデイビス刑事は、たった一人で事件の裏に隠されたニューヨークの闇に立ち向かう。
チャドウィック・ボーズマンが「脚本を読んで面白くて、観たことのない作品になると思った。そしてその通りの出来になっています」と語っていたほど惚れ込んだ本作は、ボーズマンが主演のみならずプロデュースという形で参加。惜しくも全米公開からわずか9ヶ月後の2020年8月28日、ガンのためロサンゼルスの自宅で43歳の若さでこの世を去ってしまった。
製作は『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)の監督ほか、多くのヒット作を手がけるルッソ兄弟(ジョー・ルッソ&アンソニー・ルッソ)。緊迫感溢れる犯罪追走劇と、リアルを追求したアクションに魅了されるダイナミックなエンターテインメント作品に仕上がった。
ボーズマン最後の劇場公開主演作品となる『21ブリッジ』は、2021年4月より全国公開。配給はショウゲート。
2020-11-29 05:00:00Z
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