
西村経済再生担当大臣は25日の国会で緊急事態宣言の解除について、基準値を下回ってもすぐに行うのではなく、総合的に判断すると述べました。来月7日の解除予定日までちょうど折り返し地点となっています。
緊急事態宣言から約半月。今月25日、都内の感染者は618人。4週間ぶりに700人を下回りました。
東京都が宣言解除となる一つの目安とされているのが「新規感染者500人」。解除期限の来月7日に向け、少しずつ感染者数が減少。光が見えたのかと思いきや、今月25日に始まった衆議院予算委では…。
西村経済再生担当大臣:「(解除目安は)一日あたり約500人という数字が出てきますが、しかし、これを下回ったからと言って直ちに解除するということではなく、病床の状況など含めて総合的に判断をしていくことになります」
西村大臣は「機械的な解除判断はしない」としたほか、たとえ解除しても飲食店への時短要請など対策解除は段階的に進めていくと慎重な姿勢。
実は東京都の感染者が減少した一方、全国の重症者は24日から10人増えて1017人。過去最多を更新しています。
さらに、ここにきて立て続けに報じられたのは自宅での死亡者です。
神奈川県相模原市では当初、無症状だった90代の男性が自宅で意識不明の状態になり、搬送先の病院で死亡が確認されました。
相模原市:「本市として自宅療養者が増加していることから、特に支援が必要な自宅療養者に対しては見守り体制を強化するための支援チームを庁内に立ち上げまして、個別に安否確認などを行っていきたいと思います」
また、名古屋市でも当初、無症状だった自宅療養中の高齢者が死亡。市内では、すぐに対応できる226の病床がほぼ満床の状態が続いています。
そんな状況にもかかわらず、24日の日曜の人出は1週間前と比べて名古屋の栄駅で15.3%、大阪・梅田駅でも4%の増加。東京都内では前回の緊急事態宣言時と比べて2倍から3倍となっています。
また、こんな論文にも注目が…。去年7月、GoTo事業当初の5日間で旅行に関係する感染者の発生率が前の週より約1.5倍になっていたと京都大学のグループが発表。少なくとも初期の段階で感染拡大に影響した可能性があると指摘しています。
さらに、GoToトラベルについても第3次補正予算案に追加費用1兆円が計上されていることが国会で議論に…。
移動によるリスク、医療の逼迫(ひっぱく)、増える重症者。果たして、緊急事態宣言は「解除」か、「延長」か。
からの記事と詳細 ( “緊急事態”いつ解除?減らない重症者と人出 - テレビ朝日 )
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