女性ロックバンド・赤い公園が、5月28日の東京・中野サンプラザでのワンマンライブをもって解散することを1日、公式サイトで発表した。
昨年10月より、今後の活動について「メンバー・スタッフ間で話し合いを重ねて参りました。3人での活動、サポートメンバーを入れての活動など、今後の赤い公園にむけて様々な考えを巡らせてきましたが、『津野米咲がいない“赤い公園”は、もはや違うものになってしまうのではないか』という想いが大きくなり、その結果、メンバー3人が赤い公園での経験を糧に、それぞれの新たな道へ進んでいくこととなりました」と解散理由を説明した。
3人のメンバーもコメントを発表。ボーカルの石野理子は「メンバーは別々の道へ進むことになりますが、赤い公園として、最後の最後まで真剣に楽しく音楽と向き合う、その姿を見守って頂ければと思います」と呼びかけた。
ベースの藤本ひかりは「米咲のいない3人の船を漕いでみたい気持ちもありながら、不安の海に飲み込まれてしまったのが正直なところです。ですが、面白いメンバーと活動してきたからか、真っ暗な深海にワクワクするような人間になってしまいました。宝物と思える日々を共に過ごしてこれたから、きっとこの先も大丈夫な気がしています」と今後を見据える。
ドラムの歌川菜穂も「米咲が遠くに行ってしまって、私たちが次に進もうとした時、それは『赤い公園』という形じゃないのではないか?と感じました。そしてやっぱり、みんなにとっての赤い公園は、そこに米咲がいる赤い公園であって欲しい。赤い公園は『赤い公園』を大切にするために、解散の決断をしました」と心境を伝えた。
赤い公園は2010年1月結成、2012年2月にメジャーデビュー。ギターで楽曲の作詞・作曲を担当していた津野米咲さんが、昨年10月に亡くなった。その後、石野、藤本、歌川の3人は、津野さんと親交の深かったBase Ball Bearの小出祐介をサポートメンバーに迎え、昨年末に開催予定だったロックフェス『COUNTDOWN JAPAN 20/21』に出演することを発表していた(新型コロナウイルスの感染拡大防止の為イベントは中止に)。2021-03-01 10:07:00Z
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