オートパイロットという機能名に引っ張られてはダメ。
先週、Teslaが自動運転に関する新機能をリリースしたことが、ネタ元TechRunchの報道で明らかになりました。新機能は、Model 3とModel Y対応で、オートパイロット機能使用中に車内カメラでドライバーの「注意力」をモニタリングするというもの。
アドバンス運転モードであるオートパイロット機能を発動すると、バックミラー上のカメラ(すでに接触事故などに備え安全データを取得するなどで使われている)が、自動でオンに切り替わります。新機能は最新のソフトウェアアップデートに含まれており、すでにこれを体験している複数のTeslaユーザーからは、注意していないとTesla車から警告されるという声があがっています。
カメラでモニタリングと聞くと、ユーザー側はデータの取り扱いが気になりますが、このオートパイロット時のドライバーチェックデータは、基本、車の外にでることはありません。Teslaは、この新機能についてドライバーにメッセージを送っており、バックミラーカメラについてはこう書かれています。
「バックミラー上の車載カメラは、オートパイロット使用時にドライバーの運転への不注意を感知し、アラートを発動するようになりました。カメラのデータは車の外にでることはなく、データ共有設定になっていない限り、カメラの情報をシステムが保存、転送することはありません」
今回のアップデートは、オートパイロットを過信しすぎたユーザーの前方不注意運転による事故を防ぎたいTesla苦肉の策。Teslaはハッキリとオートパイロットは完全自動運転システムではないと明言しており、あくまでも機能は運転補助であり、ドライバーはハンドルに手を置き、前方に目をすえ、緊急時にはすぐに運転できる状態でいなければならないと、何度も口をすっぱくして注意を促しています。それでもユーザーが機能を過信・盲信して起きてしまう事故が後を立たず…。
オートパイロット時のドライバーの様子を記録することによって、事故の原因を探るという狙いもあるのかな。機能の不具合なのか…人為的ミスなのか…。
Source: TechCrunch
2021-06-01 02:30:00Z
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiNGh0dHBzOi8vd3d3Lmdpem1vZG8uanAvMjAyMS8wNi90ZXNsYS1pbmRvb3ItY2FtLmh0bWzSAThodHRwczovL3d3dy5naXptb2RvLmpwL2FtcC8yMDIxLzA2L3Rlc2xhLWluZG9vci1jYW0uaHRtbA?oc=5
No comments:
Post a Comment