『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガン監督が、DCコミックスの悪党どもを描く映画『The Suicide Squad』。日本では『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』として8月13日に公開されるが、この邦題はどのようにして誕生したのか? 同作の宣伝プロデューサーを務めるワーナー・ブラザース ジャパン合同会社マーケティング本部の金子涼が取材に応じ、邦題決定のプロセスと共に誕生秘話を語った。 【動画】ぶっ飛びキャラ集結!『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』予告編
国内外チェックで2か月!邦題決定までの流れ
そもそも、ワーナー・ブラザース配給作品の邦題はどのようなプロセスを経て決定するのか。金子プロデューサーによると、一作品あたり約20~30人が携わり、数回の会議を経て邦題の候補が決まるという。「作品によってチーム編成があるので、毎回タスクフォースが生まれるような感じです。弊社はいい意味で上下関係があまりないので、新人の意見が採用されることもあります」。
日本での会議で決まった邦題候補は、各種社内チェックを経て、フィルムメーカーチェック(監督を含む製作陣の確認)へと回される。国内の会議で1か月、海外のチェックで1か月はかかるそうだ。「チェック出しの際は、邦題を一度英語に訳さなければならないのと、邦題が他で商標登録されていないかなどのリーガルチェックを行う必要があります。それらの工程と同時に、フィルムメーカーチェックが入る感じです」と説明する金子プロデューサー。「ワーナー配給映画は世界でも一流の映画監督たちによって手掛けられた作品が多く、それらトップクリエイターたちの意向に沿うことが重要です。ですので、邦題を決める前にどんなストーリーなのかを必ずヒアリングして、その内容から外れないように邦題を考えるようにしております」と作り手の意図に反してしまわぬよう、常に細心の注意を払っている。
意外な別案も!『ザ・スーサイド・スクワッド』邦題誕生の裏側
『ザ・スーサイド・スクワッド』に関しては、昨年夏に開催されたイベント「DCファンドーム」にて、ガン監督が日本を含む世界各国のタイトルロゴを先駆けて公開していた。金子プロデューサーによると、当時は邦題をつけるのかどうかの話し合いすら始まっていなかったという。
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