5月20日にNHK放送文化研究所が発表した国民生活時間調査では、「10代20代のおよそ半数がテレビを観ない」という結果が出るなど、若年層のテレビ離れが叫ばれる昨今。
各テレビ局が運営する動画配信サービスが普及していることもあり、もはやテレビはリアルタイムではなく好きな時間に観る時代になりつつあります。
そこで今回は、ドラマ好き500人を対象に「普段どんな方法でドラマを観るか」を調査するWebアンケートを実施し、以下2つの質問に回答してもらいました。その結果を公開いたします。
■質問内容
・普段ドラマをどんな方法で観ることが多いか教えてください。
・ドラマを観るときはまとめて、または1話ずつどちらで観るか教えてください。
■質問1
普段ドラマをどんな方法で観ることが多いか教えてください。
■調査結果:
1位:あとから録画で観る
回答理由:
「家族がいるとドラマの世界にはまりながらゆっくり観られないので。」(30代女性)
「子供が寝てからゆっくり見たいので録画してみています。」(30代女性)
「いつも9時から10時の間で入浴するのでその後でゆっくり観るので。」(30代女性)
「自分の好きなタイミングで見られるから。CMも飛ばせるので。」(30代男性)
2位:リアルタイムでテレビで観る
回答理由:
「そのドラマを見るため、というモチベーションでその日の仕事を頑張っているから。」(20代女性)
「見れない時は録画しますが、SNSでのネタバレとか多いのでリアルタイム派です。」(30代女性)
「後から見ると興味が薄れて観なくなるためリアルタイムで見ています」(40代男性)
「曜日感覚等の実感にも繋がるので、リアルタイムでみている。」(50代女性)
3位:あとから動画配信サービスで観る
回答理由:
「家にテレビがないから。」(20代女性)
「動画配信サービスはスマホでお風呂でも見れるからです。」(30代男性)
「ジムなどで運動しながらついでに見ているので。」(40代女性)
「録画だといつでも見ることができると思うので、録画しっぱなしになることも。1週間で見ないといけない動画サービスだときちんと見ます。」(70代女性)
■分析:
もっとも多かった回答は、「あとから録画で観る」でした。理由として多かったのは、子育てや仕事などで忙しく、自分のライフスタイルに合わせて好きな時間に観たいからというものです。録画であればCMを飛ばすことができるというのも、大きなメリットのようです。
一方で「リアルタイムでテレビで観る」という人は、1週間のご褒美として楽しんでいる場合が多いようです。毎週リアルタイムで観るのが、いちばんドラマへの興味関心を維持しやすいとの意見がありました。またSNSで思わぬネタバレを食らうこともあるため、ネタバレ防止のために最速で観るという人も。
「あとから動画配信サービスで観る」を選んだ人は、配信サービスの“どこでも”観られるという点にメリットを感じているようです。お風呂に入ったりジムで運動したり、料理をしたりしながら観ているという回答が目立ちました。
また少数ではありますが、20代の回答理由のなかには「家にテレビがないから。」というものも。スマホでテレビの番組を観られる時代に、もはやテレビはいらなくなっているのかもしれません。
■質問2
ドラマを観るときはまとめて、または1話ずつどちらで観るか教えてください。
■調査結果:
1位:録画や動画配信サービスで毎週1話ずつ観る
回答理由:
「基本リアルタイムで観るようにしてますが、途中ちょこっと見逃したりしてしまうこともあるので、後からしっかりと見直します。」(30代女性)
「あまりにためるとそれはそれで面倒くさくなってくるのでこまめに見るようにしています。」(40代女性)
2位:リアルタイムで毎週1話ずつ観る
回答理由:
「続きが毎回気になって仕方がないのでリアルタイムで観るためにスタンバイしています。」(20代女性)
「1話完結ではないドラマの場合はリアルタイムで見た方が気持ちが高まりやすいから。」(40代女性)
3位:録画や動画配信サービスで複数話まとめて観る
回答理由:
「1話ずつ見るのも楽しみがあっていいけど、一気見のほうが続きが気にならずに済む。」(20代女性)
「普段は子育てと仕事で忙しいから休みの日にまとめてみる。」(30代女性)
「たくさんのドラマを録画しているので、世間の評判によっては見ずに消去する。よさそうであれば時間があるときにまとめて見る。」(40代女性)
■分析:
1話ずつ観るかまとめて観るか、という質問に対しては、「(リアルタイム、録画、動画配信サービス含めて)1話ずつ観る」派が圧倒的多数を占めました。理由としては、「続きが気になって仕方ない」「溜めすぎると観る気がなくなる」というものが多く挙げられています。
一方で「まとめて観る」派のなかには、とりあえず録っておいて評判によって観るものを決めるとの声も。話題になったかどうかで観るドラマを決める層も一定数いるようです。
■総評:
多くの人は、“録画や配信サービスで好きな時間に”“毎週1話ずつ”観ることを好んでいるようです。生活様式の多様化によってテレビ離れが起きている傾向はたしかに存在するといってよいでしょう。
公式で発表されているドラマの視聴率には、録画の視聴者が含まれません。そのため以前よりも、視聴率はドラマの人気をそのまま表す指標ではなくなっているかもしれません。
昨今のドラマはSNSで盛り上がりを見せることで、爆発的に人気が高まることが多くあります。各テレビ局も、いかにバズらせるか試行錯誤していくことになりそうです。
■調査概要
対象者:全国10代〜60代までの男女
回答数:500名(うち有効回答数=500)
調査方法:Webアンケート
アンケート実施期間:2021年5月20日(木)〜5月23日(日)
※本調査内容をご利用いただく場合は、弊社サービスのクレジット「ワンスクリーン( https://1screen.tv )」の表記をお願いします。
■「1Screen(ワンスクリーン)」概要
動画配信まるわかり!ワンスクリーンなら数々の動画配信サービスから、気になる映画の配信情報をかんたんに、まとめて探すことができます。
URL: https://1screen.tv
β版提供開始日:2020年10月13日
検索できる動画配信サービス:Disney+、dTV、Hulu、Netflix、U-NEXT、VideoMarket、TSUTAYA TV(アルファベット順。Amazonプライム・ビデオについては今後追加予定です。)
【会社概要】
会社名:株式会社viviane
本社所在地:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-25-5 島田ビル5階
代表取締役:田辺大樹
設立:2012年3月14日
URL: https://viviane.jp
からの記事と詳細 ( ドラマ好き500人に聞いた!「普段ドラマをどうやって観る?」のアンケート調査結果を発表。リアルタイムで観る層は少数派に - PR TIMES )
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