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Tuesday, June 1, 2021

ソニー、身振りで演奏にエフェクトかけられるウェアラブルを開発。クラファンやってます - ギズモード・ジャパン

ソニー、身振りで演奏にエフェクトかけられるウェアラブルを開発。クラファンやってます - ギズモード・ジャパン

アプリ操作ってのが使いやすそう。

Indiegogoにて、「MOTION SONIC」なる製品がクラウドファンディング中。なんとこれ手掛けているのはソニーでして、過去にSXSW 2017で発表したプロトタイプを仕上げたプロダクトになります。

手首や腕に装着しているのが「MOTION SONIC」本体で、これは演奏しながら音をコントロールできるウェアラブルデバイス。手を揺らす、あるいは腕を動かすと音色が変化しているのがわかりますね。

こちらはDJパフォーマンスと組み合わせたデモ。右手を動かすと音がこもったりディレイしています。まるで手で音楽を操っているかのごとし!

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して、こうしたウェアラブル型の音楽コントローラーにはいくつか前例があります。最近だとローランドからもリリースされていましたが、「MOTION SONIC」の特徴はMIDIを使っていないという点です。ウェアラブルコントローラーの多くはセンサーの動きをMIDIのパラメーターにアサインさせていました。

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一方の「MOTION SONIC」は、いうなればアプリ型。内蔵された6軸モーションセンサーは、左右、上下、回転など合計5種の動きを検知し、Bluetoothで繋がったアプリがセンサーの動きを受け取ります。

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アプリには8種類のエフェクトが内蔵されていて、アプリ側でどの動きをどのエフェクトに関連させるかエディットする、という流れです。現状、iOSのみに対応。

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セッティングも、iOS対応のオーディオインターフェースにデバイスを繋ぐだけでOK。かなり直感的ですね。今までのウェアラブル系で主流だったMIDIコントロールは、設定に専門的な知識やPC(あると便利)が求められていましたが、「MOTION SONIC」はそこのシンプルさや、MIDIを介さない楽器にもエフェクトをかけられるのが利点。ギターやサックスとの組み合わせは面白い。

反面、MIDIほどの汎用性はなく、現状ではオートメーションや特定のツマミに動きを紐付けることはできないように見受けられます。DAWのような制作環境よりも、即興性のあるライブ環境で活きるデバイスに思えますね。

Indiegogoでは2万3900円からの出資で、クラファン達成時に「MOTION SONIC」を受け取れます。非MIDIである点やアプリ操作で完結するシンプルさは、使いやすさにおいてかなりアドい気がしますよ。

Source: Indiegogo
Images: Indiegogo
Videos: Sony - Motion Sonic/YouTube

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2021-06-01 11:00:00Z
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