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Saturday, June 26, 2021

タンタン帰国いつ? コロナで協議進まず 心疾患も考慮…神戸・王子動物園 - 読売新聞

 中国への返還が決まった神戸市立王子動物園(灘区)のジャイアントパンダ「タンタン」(雌、25歳)が、コロナ禍で1年近く帰国のめどが立たない状態が続いている。今年に入り心臓疾患があることも判明。帰国には体力の回復が必要で、もうしばらく、神戸に残ることになりそうだ。

 タンタンは阪神大震災の被災者への励ましなどを目的に2000年に来日。貸与期間は10年で、5年の延長が2回認められたが、3回目は中国側が承認せず、昨年7月15日までに帰国する予定だった。

 しかし、コロナの感染拡大で関西空港から中国・成都への直行便の運休が続き、返還は先送りに。新たな帰国時期について、中国側との協議は進んでいないという。市はタンタンの借り受けのため、中国側に年25万ドル(約2750万円)を支払う契約を結んでおり、現在は日割りで納めている。

 タンタンは人間の70歳代に相当する高齢だ。今年に入り不整脈などの症状が出て、食欲が減退。横になって動かない時間が増えた。

 園は4月19日、「心臓疾患の可能性が高い」と公表。成都までの航空便は約5時間かかる上、パンダは暑さが苦手で夏場の移動は避ける必要がある。担当する獣医師の谷口祥介さん(38)は「返還時期は体調を考慮するべきだ」といい、帰国がさらに延びる可能性もある。

 園は緊急事態宣言で4月25日から今月20日まで臨時休園となった。この間、タンタンは投薬治療を続け、食欲や運動量も戻ってきた。園は公式ツイッターで、「#きょうのタンタン」の検索ワードをつけた動画や画像を連日投稿した。

 園は21日に営業を再開し、健康管理のため、タンタンの観覧は午前10時~午後3時半に制限し、土日祝日は事前予約制とした。加古裕二郎園長(52)は「神戸にいる間は、愛らしい姿で市民を癒やしてほしい」と話す。

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