将棋の最年少タイトルホルダー、藤井聡太王位(棋聖=18)が豊島将之竜王(叡王=31)の挑戦を受ける、第62期王位戦7番勝負第1局が29日、名古屋市の名古屋能楽堂で始まり、昼食休憩を挟み、午後の対局が行われている。形勢はほぼ互角だ。

藤井は1日目午後のおやつに「ぴよりんアイス」とアイスティーを注文した。ぴよりんアイスは名古屋コーチンの卵を使ったひよこ型スイーツ。焼きプリンをババロアで包み、スポンジをまとったかわいらしい名古屋の新名物。見た目は愛らしいと人気だ。

この日、藤井が口にしたのは「ぴよりん」が生まれて10周年を記念して、名古屋マリオットアソシアホテルのシェフの手作りした「コラボぴよりん」。名古屋コーチンの卵を使ったバニラアイスを使い、中はプリンではなく、マンゴーソルベとキャラメルソースを使っている。

豊島は「わらび餅」とグレープフルーツジュースを注文した。

対局は持ち時間が各8時間の2日制。1日目は夕方に封じ手をする。2日目は2日午前9時に再開し、夜までに決着する見込み。