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今回は2020年10月10日に公開された対談の様子をご紹介。ゲストは自民党・河野太郎行政改革大臣です。Twitter運用の裏話をとことん深掘りして伺いました。
Twitter運用のウラ話
政治家ランキングで断トツ1位と、Twitterが大人気な河野大臣。なんと、2019年10月からの1年間では、365日中362日で計3038ツイート!移動時間や待ち時間を活用して投稿しているんだとか。ツイートが炎上しない理由は、人の悪口を言わないことだそうです。
また、これまでも何十年とブログを更新し続けている河野大臣は、富士ゼロックス社員時代にネットの便利さを知ることに。初当選後のわりとすぐに、近所の方から「国会議員って何時に出社してるの?」と質問され、国会議員が何をしているかを伝えるのが大事だと感じ、メルマガやブログでの情報発信を始めたそうです。これらの情報発信は反響が良く、発信は武器になると思い、その後もせっせと更新し続けます。
すると、そこへ登場したのがTwitter!当初、メルマガとブログを更新していたためTwitterまでやっている余裕はないと感じていたそうですが、「やってみないと分からない」と助言したのは、あのソフトバンクグループ・孫社長。その際に、iPhoneを勧められた裏話まで教えてくれました。
河野大臣は総リツイート数、総いいね数でも政治家トップを誇り、2位とも大差が開いています。何故そこまでの人気があるのでしょうか。ご自身は「あまり中身のあることをやっているとは思わない」と控えめな様子。河野大臣のTwitterといえば、似顔絵をはじめフォロワーとの交流が有名ですが、それが楽しくてリツイートしたりしているのだそう。「半分ぐらいはフォロワーさんのお陰です」と謙虚に語りました。
河野大臣のTwitterをみていると、エゴサーチ能力の高さに驚かされます。文字でないものまで見つけてしまう、その秘密について伺うと「念力です」と一言。Twitterの分析は、めんどくさくてやろうと思ったことがないそうで「慣れると念力でツイートできるようになる」と笑いながら話しました。
Twitterは完全に息抜きでやっていると語り、そこにも人気の秘密があるのかもしれません。
トランプ前大統領のTwitterをどうみていたのか?
外務大臣時代には、起床後にトランプ前大統領のTwitterをチェックしていたと告白。ある日突然、会談する予定だった相手がいなくなったことがあったそうで、トランプさんのツイートチェックは業務の一環として行っていたと打ち明けてくれました。
トランプ前大統領のTwitter運用はアリかナシかと乙武氏が尋ねると、「勘弁して欲しい」と苦笑い。
これからのTwitter運用について
日々忙しいスケジュールをこなされている河野大臣。今後のTwitter運用について尋ねてみると、Twitterは業務にもなると語ります。
以前、「国立大学で無駄なルールがあって困っている」という内容の発信をみた河野大臣は、「もし、国立大学にまだ無駄なルールが残っていたら情報をお寄せください」とツイート。それに対して1000通近い連絡があったそうで、「今後も分野ごとのご意見募集はやってもいいかなと思っている」と話しました。
最後に、「こうしたらもっと便利になるのにという意見があれば頑張るので送ってください」と河野大臣。
今後も、河野大臣のTwitterに注目です!
河野太郎氏プロフィール
1963年生まれ。米国ジョージタウン大学卒業後、複数の民間企業を経て1996年衆議院議員選挙で初当選。その後も連続当選し現在8期目を務める。
総務大臣政務官、自民党神奈川県連会長、法務副大臣、衆議院外務委員長、国務大臣、第75代国家公安委員会委員長、行政改革担当、国家公務員制度担当、内閣府特命担当大臣(防災、規制改革、消費者及び食品安全)、外務大臣、防衛大臣などを歴任。
現在の菅内閣では、国務大臣、行政改革担当、国家公務員制度担当、内閣府特命担当大臣(規制改革・沖縄及び北方対策)を務め、2021年1月からは新型コロナウイルス感染症ワクチン接種担当も兼務。
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