自身も被災者でありながら温かい食事で励ましてきた「ひまわり亭」の本田節さん
2020年7月4日。熊本県を未曽有の豪雨が襲い、67人が死亡(関連死含む)、いまだ2人が行方不明です。「日本三大急流」の1つである球磨川が、暴れ川に姿を変えたあの日。球磨川沿いの人吉市や球磨村、芦北町など、広範囲に濁流が押し寄せ、町は飲み込まれました。 球磨川沿いにたつ「郷土の家庭料理 ひまわり亭」も、2メートルの高さまで浸水。1階建ての店は、食堂も厨房も水に浸かりました。被災から4日後、ひまわり亭代表の本田節さん(66)は炊き出しを始め、それから5ヵ月間、1日も休まず、1万5000食の「命の食事」を被災者へ届けました。 熊本豪雨から1年。人吉市では、浸水した建物の解体作業が進み、更地が増えている一方で、泥にまみれたままの家屋など、傷跡は所々に残っています。浸水し、休業を余儀なくされていたひまわり亭は、復旧工事が終わり、被災から1年のきょう復活。ふるさとに寄り添い続けたいと前に進み続ける本田さんの姿を追いました。
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