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Thursday, December 16, 2021

【報知映画賞】助演男優賞の鈴木亮平「この場に立っているのが夢みたい。(松坂)桃李、ありがとう!」 - スポーツ報知

【報知映画賞】助演男優賞の鈴木亮平「この場に立っているのが夢みたい。(松坂)桃李、ありがとう!」 - スポーツ報知

 「第46回報知映画賞」の表彰式が16日、都内で行われた。

 「孤狼の血 LEVEL2」(白石和彌監督)で凶悪なヤクザを怪演し、助演男優賞に輝いた鈴木亮平(38)は演技派として知られるが、意外にも映画の賞は初めて。「うれしいです。この場に立っているのが夢みたいだと思っています」と喜んだ。

 映画が大好きで、中学生の頃から役者に憧れ、演技を身につけるため上京。大学の演劇サークルを経て、現在の所属事務所ではレッスン生も経験した。2006年に俳優デビューし、13年の主演映画「HK/変態仮面」で脚光を浴びるまで、下積みは長かった。

 芝居の本質を知ったのは22歳の時。師匠と慕う、俳優で映画監督の塩屋俊さんと役者塾で出会った。「きちんと役を理解し、前もって準備し、現場に入ったら、全てを忘れて目の前の人と芝居をする」。塩屋さんは13年に56歳で急逝したが、大幅な体重の増減もいとわない鈴木の徹底した役作りには、師匠の教えが息づいている。

 コロナ禍で撮影ができず、ただ「孤狼―」の台本だけを見つめていた半年間は、すごくストレスを感じていたという。「きつい半年間をこの映画にぶつけたのが評価していただけてうれしいです。自分は演技に出会って20年になります。記念の年に大きな賞をいただけたことがうれしい」。

 そして最後に「自分の演技を全部、受け止めてくれた(主演の)松坂桃李に感謝したいと思います」と話し、「桃李、ありがとう!」と叫んで締めくくった。

 ◆孤狼の血 LEVEL2 前作から3年後、広島県呉原東署のマル暴刑事・日岡秀一(松坂桃李)は殉職した大上章吾(役所広司)の遺志を受け継ぎ、裏社会につかの間の平和をもたらすも、上林成浩(鈴木)の出所により事態は一変。日岡と上林は火花を散らす。

 ◆鈴木 亮平(すずき・りょうへい)1983年3月29日、兵庫県生まれ。38歳。東京外語大入学を機に上京。06年に水着キャンペーンボーイに選ばれ、同年のテレビ朝日系ドラマ「レガッタ」で俳優デビュー。07年「椿三十郎」で映画デビュー。18年にNHK大河ドラマ「西郷どん」で主演。11年7月に一般女性との結婚を発表。同11月に女児誕生。英検1級、世界遺産検定1級。身長186センチ。

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2021-12-16 07:23:00Z
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