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Saturday, December 25, 2021

いつになったら、こんな課題から解放される - 八重山毎日オンライン

 いつになったら、こんな課題から解放されるのだろうか。正月、一人で凧(たこ)揚げを楽しむならともかく、大人数で行う大会が催せる風通しのいい広い場所探し▼数年前までは南ぬ浜町緑地公園隣の国有埋め立て地を借りて行ってきた。近年は港湾工事の砂が大量に積まれ使えなくなっている▼埋め立て地で唯一大会が出来そうな場所は、工事のまだ始まらない危険物施設のために払い下げられた民有地。令和4年の石垣市新春凧あげ大会(琉米文化会館時代から半世紀も続く由緒ある大会)は昨年に続きそこを借用して行われる。先日市教育委員会いきいき学び課と八重山凧愛好会が草刈り整備を行った▼作業しながらの話。「凧の宝庫、風の島と日本各地の凧愛好家が憧れ凧揚げに行きたい場所ベストにも押された石垣島なのに、公園が小規模で狭いのはどうしてか」▼「凧揚げする場所の周りには風を乱す高木や高い構造物は無い方がいい。電柱電線は最もダメ。こんな条件は街中の公園には望めない」▼残された頼みは新規公園構想。旧空港跡地に計画される防災公園に多目的の広い原っぱを造るか、埋立新港地区の大型クルーズ船専用バース沿い一帯を臨海公園として整備し多目的なイベント広場を設けるかだ。いずこも今ならインフラの地下埋設が可能。(仲間清隆)

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