13日夜から14日未明にかけ、石川県内に降り続いた雪は富山県境の国道8号で約16キロの大渋滞をもたらした。北陸自動車道、国道8号、359号など急な坂が続く「県境の難所」では過去にも立ち往生が発生しており、今回もその教訓は生かされなかった。遅々として進まない車列の中、「いつになったら動くのか」と運転手から不満の声が漏れた。
国道8号で、金沢市から富山市へ向かっていたトラック運転手の男性(46)は「大雪で車が止まるのは心身ともにこたえる。仕事に影響が出ないようにしたい」と話した。
渋滞の車列は、石川県側は津幡町舟橋まで延びた。車が全く動かない中、先へ進むことを諦め、路肩にトラックを駐車するドライバーもいた。
13日午後11時半ごろ、ゆっくりと車が動き出した。金沢方面へ走っていて渋滞に巻き込まれたトラック運転手男性(42)は「明け方になるまで動けないかと心配したが、何とか動くことができて良かった」とほっとした。
高岡市から福井市へ運転していた会社員男性(31)は「急いで帰ろうとして渋滞に巻き込まれた。あらためて雪の大変さを実感した」と疲れた様子だった。
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