Valveは、Steamにて太平洋時間5月2日から5月9日まで開催を予定しているセールイベント「ローグ:不屈の祭典」の告知に伴い、「ローグライク」やそれに関連したジャンルのガイドラインを公開しました。
本ガイドラインでは、同ジャンルの原点となったゲーム『Rogue』が既出のRPGとファンタジーの要素に、ランダム生成マップとパーマネントデス(パーマデス)を組み合わせたものであったことを紹介。後に同作のシステムデザインを模した「ローグライク」と呼ばれる後続ゲーム達が生まれ、パーマデス要素が緩和された「ローグライト」に繋がったことが解説されています。
こうした流れもあり、元々のジャンル分けに当てはまらない作品も増え、2008年の国際ローグライク開発会議では「ベルリン解釈」と呼ばれる、以下のようなローグライクの厳密な定義が提示されました。
ランダムマップ生成
パーマデス
ターン制コンバット
グリッド移動
複数の攻略法が可能な複雑さ
非モーダル(すべてのアクションがいつでも実行可能)
資源管理
ハックアンドスラッシュコンバット
しかしながら、こうしたオープンなジャンルのゲームには不要と主張する批評家がいる、などといった関連情報もガイドから学べます。
そのほか、「ソウルライク」や「メトロイドヴァニア」など、普段から(我々メディアも)使っているものの意外と厳密に解説できる人は少ないかもしれないゲームジャンルにも触れられています。今回解説されたジャンルのゲームが一同に集まるセールイベント「ローグ:不屈の祭典」は太平洋時間5月2日から開催予定です。
2022-04-29 03:03:19Z
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