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Friday, May 27, 2022

かかりつけ医はどうやって探す?…インターネットの口コミだけでは判断しない - 読売新聞オンライン

   新型コロナウイルス流行後によく聞く「かかりつけ医」は、どんなお医者さん?

  ヨミドック  いつも診てもらっている医師というイメージが一般的ですが、病院にあまり行かない人もいて、単純には定義できません。

 日本医師会では、患者によってふさわしいかかりつけ医は様々だとしています。患者自身が医師を自由に選び、両者の信頼関係に基づいてかかりつけ医機能を発揮することを目指しています。

   どうやって探すの?

   診察、相談、紹介など、自分が医師に求める「機能」を明確にしましょう。具体的には、自宅や職場から通いやすい場所の医師がお勧めです。診療科は、まずは内科。小児科や訪問診療を併設していると、家族全体のかかりつけ医になりやすいですね。

   最初は何をすれば?

   風邪などの軽い症状で一度受診したり、予防接種を受けたりしてみましょう。

 病気でなくても、健康診断の結果を持って、相談に行くのでも構いません。

   選ぶポイントは?

   ワクチン接種や検診など予防を重視しているか、話しやすいかどうかも重要です。看護師や受付の雰囲気も参考になります。インターネットの口コミだけではなく、自分の目と感覚で確かめた方がいい。合わないからといってすぐに変えず、2、3回は通って判断しましょう。

   新型コロナでかかりつけ医が注目されたよね。

   感染の疑いがあっても、初診の患者では、発熱の原因など診断が難しい場合があります。以前から通い、持病などもよく知る医師なら、より正確に診てもらえます。

 感染拡大時には、普段かかっていた医療機関で受診を断られた例が出て、医師と患者に、かかりつけ医に対する認識の違いがみられました。

   大病院に行く方が安心な気もするけど。

   大病院は急患や難しい病気の人が受診するところ。患者が集中すると、待ち時間が増えたり、勤務医の長時間労働につながったりします。

   そうか。近くの内科に行ってみよう。

   疑問や不安に親身に答えてくれるなら、かかりつけ医になれるかもしれません。信頼できる医師を見つけておくことが大切です。(余門知里/取材協力=大橋博樹・多摩ファミリークリニック院長、山口育子・ささえあい医療人権センターCOML理事長)

 ヨミドックは読売新聞の医療サイト・ヨミドクターのお医者さんキャラクターです。

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