悪魔×迷宮×ローグライト
スマートフォン・タブレットと別機種で配信されている作品を比較していく企画の第27回。
今回扱うのは、カードゲームとローグライトというランダム性が魅力なジャンルを掛け合わせた『デビラビローグ』。
比較に使用したのはiOS版とニンテンドースイッチ版。ゲーム紹介ではiOS版の画像を使用していく。
【価格】
iOS:860円(税込)
Android:860円(税込)
※Android版は広告表示アリの無料版も配信
ニンテンドースイッチ:1320円(税込)
プレイステーション4:1320円(税込)
Xbox One:1320円(税込)
PC(Steam):1320円(税込)
▼無料版
『デビラビローグ』とは
・デッキビルド型ローグライトカードゲーム
・3人パーティーでポジションを入れ換えながらバトル
・ストーリーボリュームもたっぷり
スマートフォン版と他機種版の違い
・値段はスマホ版のほうが安い(Androidは無料版アリ)
・スマホ版は強化要素の解放に使うアイテムを課金で入手可能
・他機種版はストーリーパートOFF機能などカードゲームに専念する要素アリ
ストーリーたっぷりのデッキビルドローグライト!
『デビラビローグ』は、ダンジョンに挑むたびにレベル1からスタートするローグライトと、攻略中にカードを入手してデッキを強化していくカードゲームとを融合させた作品。
ゲーム内で入手できる通貨を使い、登場するカードの解放や強化、パーティーメンバーの能力の底上げができるなど、RPG的な成長要素を含むのが特徴的だ。
本作のダンジョン攻略は、スタート地点から枝分かれするマス目を移動し、マップ最奥にいるボスを倒す、という流れを複数回こなす形で進む。
ボスに辿り着くまでにデッキやパーティーの強化を重ねてダンジョンの踏破を目指す、というローグライト作品にはおなじみのパターンだ。
いわゆるデッキビルド型のゲームは多く存在するが、本作は3人パーティーで進行するのが大きな特徴だ。
パーティーメンバーはそれぞれ固有のHPを持っており、基本的にはいちばん前に立っているメンバーが敵からの攻撃を受ける。
戦闘中はカードを使うのに必要なマナを消費することでパーティーの立ち位置をチェンジすることができ、このチェンジを使ってメンバーのHPを管理しながら戦うのがポイントだ。
ダンジョンの攻略を進めていくと、デビコインと邪光石というふたつの通貨が手に入る。
デビコインは登場するカードや秘宝を増やすガチャに、邪光石はレアなカードの出現率を引き上げるなど、恒常的な強化を解放する秘密のお部屋で使用する。
ダンジョンの攻略をくり返して通過を稼ぎ、カードや強化効果を解放していくことでより楽にダンジョン攻略が進められるようになる。
プレイ序盤はカードや秘宝の種類も少なく、強化効果も弱いためダンジョンが突破できずに倒れてしまうことも多いが、それでもデビコインなどは手に入る。
コツコツプレイを重ねて各種強化を行っていけば序盤とは比べものにならないほどスムーズに攻略できるようになるので、ローグライト作品はむずかしい、というイメージを持つ人でもプレイしやすい作品だ。
ゲームの進みかたや課金要素に違いアリ
『デビラビローグ』はスマートフォン版が他機種版に比べて値段が安い(Android版は広告付き無料版も存在)。
操作性に関してはタッチ操作とボタン操作でほぼ違いはないが、他機種版では“ストーリースキップモード”と“ステッカーOFFモード”が追加され、“カード報酬選択肢+1”と“マス毎報酬入れ換え”の効果がDLCとして配信されている。
ストーリースキップはその名の通りで、それなりのボリュームで用意されているストーリーパートを完全にスキップしてダンジョン攻略に専念できる。
スマホ版には上記の要素が存在しないが、邪光石を課金アイテムとして直接購入することが可能。
邪光石は1回のダンジョン攻略で入手できる数がやや控えめで、初期マナ増加などの強力な効果を解放するには数十回の攻略が必要なこともある。
手っ取り早く強い状態でプレイしたい、というのであれば邪光石の直接購入は便利だろう。
純粋にカードゲームとして遊ぶなら他機種版、手早く強くなるならスマホ版
『デビラビローグ』はスマホ版と他機種版で値段は異なるが、Androidの無料版を除けば値段の差はそこまで大きくない。
重要なのは前述したストーリースキップやステッカーOFFモードの存在だろう。
ストーリーもたっぷり用意されている本作だが、カードゲーム部分だけを楽しみたいのであれば、街中の移動などを行わずダンジョン攻略に集中できる他機種版がオススメだ。
逆に、スマホ版は課金によって強化要素を手早く解放することができるので、コツコツプレイを重ねて強化していくのが面倒、という場合はスマホ版を選ぶのもいいだろう。
これらの違いはあるものの、操作感などゲームとしてのプレイフィール自体に差はないので、上記の要素にこだわりがない場合、腰を据えて遊ぶか移動中に遊ぶか、などのプレイスタイルで選ぶといいだろう。
2022-07-31 04:00:44Z
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