ライオンなどの動物が、調教師の言う通りに動くのはすごい。どうやって演技させているの。
声や棒、むちを使って指示すると、芸をするよう教えている。観客席からは棒やむちでたたいているように見えるかもしれないが、動物の目の前に合図を出しているだけで、実際は当たっていない。
実はライオンやシマウマにそろった演技をさせるのは、とても難しい。同じ種類の動物でも、性格や得意なことは全く違う。大切なのは、それぞれをよく観察すること。芸を教える前に、性格や能力にあった調教方法を考えている。
芸の習得にかける時間もそれぞれ。2週間で覚えることもあれば、3カ月かかることもある。そこから集団での演技を完成させるには、2年ほどの時間が必要だ。
面白いのは動物も楽しんで演技すればするほど、動きが生き生きとした良い内容になる。調教時から過度なストレスを感じさせることがないよう、時間をかけて芸をつくり上げている。
<マイケル・ハウズさん(52)=調教師>
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