西浦教授は7月30日までのデータを使い、東京都内の「BA.5」の感染状況について分析した資料を8月3日の専門家会合に提出しました。
ワクチンを接種して免疫を得た人に加えウイルスに感染して免疫を得る人が増えることで、感染拡大のペースがどのように変化するかを分析した結果、1人が何人に感染を広げるかを示す実効再生産数は7月下旬にかけて減少傾向になり、7月30日に「1」を割り込んだと見られるということです。
これは感染者1人から広がる先が「1人未満」となることを意味し、今後、感染者数は減少に向かうと予測しています。
西浦教授は「『BA.5』系統の流行はいったんピークを迎えたと考えられる。しかし、旅行などで人の移動が増えるお盆を控えているため、一過性の増加はありうる。また、高齢者の感染が増えているため、医療は引き続きひっ迫し厳しい状況が続くと思う」として、厳しい医療提供体制は今後も続き、安心できる状態になったわけではないと強調しています。
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