米航空宇宙局(NASA)の宇宙望遠鏡は、この数十年間で太陽系のかなたにある新惑星を数多く発見した。しかし、天文学者は、こうした太陽系外惑星をさらによく調べて生命の存在に欠かせない要素が存在するかどうか確認するのに、次世代の高度な観測装置を待たざるを得なかった。
WASP-39 bの想像図
提供:NASA, ESA, CSA, Joseph Olmsted (STScI)
長らく待ち望まれていたNASAのジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、こうした次世代の望遠鏡の1つだ。正式な運用開始からわずか数カ月で、太陽系外惑星「WASP-39 b」の大気中に二酸化炭素が存在する明らかな証拠を初めて発見し、早くも期待に応えている。
研究チームの一員であるジョンズ・ホプキンズ大学の大学院生Zafar Rustamkulov氏は、コメントで次のように述べている。「データが画面に表示されるとすぐに、紛れもない二酸化炭素の特徴が私の心を捉えた」「特別な瞬間であり、太陽系外惑星科学における重要な一線を越えた」
今回の発見については、米国時間8月25日に「Nature」誌で論文が発表された。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
2022-08-26 02:56:00Z
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