日本テレビ系「24時間テレビ45」の放送が27日午後6時半から始まり、チャリティーランナーとしてマラソンに挑戦するお笑いコンビ、EXITの兼近大樹(31)も走り始めた。同日の放送直前特番で走行距離が100キロであることも発表。28日夜までの放送時間内でのゴールを目指す。

兼近は同特番でくす玉を引いて走行距離を知り「足りるのかな? もっといけるけどなあ」と笑わせ、「あまり苦しそうな感じはみせたくない。最後までみんな楽しく見てほしい」と“笑顔のラン”を誓った。

17年のブルゾンちえみ以来、同番組5年ぶりとなる単独マラソン。異例の立候補で大役をつかんだ。スタート直前「24時間テレビ」で流れたVTRではその真意について、貧しい家庭で育ったという生い立ちに触れつつ「僕自身の過去を美談とかにはしたくないですけど『走って何になるんだよ』って、そういうタイプの人間なんですよね根本が。でも、そういうこと言っていた時って自分、何もしていなかったんですよ。だったらやらないよりやった方が良い。よりふさわしくない人が走った方が面白くない?って思いました」。

スターターには同局系「THE突破ファイル」MC内村光良が登場。セットの壁を破って現れ、兼近の相方で、23日にグラビアアイドル本郷杏奈(30)との結婚を発表したりんたろー。へ「おめでとう」と花束を渡すサプライズも行い、りんたろー。は「ありがとうございます」と笑顔で受け取った。兼近も「まさか来てくれるとは」と喜び、内村の号砲を受けて27日午後8時前に100キロの旅へ出発。約3時間後には17キロ地点を通過するなど順調に歩を進める様子も中継された。【松尾幸之介】