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Wednesday, August 24, 2022

外部サイトの要素や動作を自由にカスタマイズ、PixieBrixの威力とは(後) - 外部サイトの要素や動作を自由にカスタマイズ、PixieBrixの威力と...:Computerworld - Nikkei Business Publications

外部サイトの要素や動作を自由にカスタマイズ、PixieBrixの威力とは(後) - 外部サイトの要素や動作を自由にカスタマイズ、PixieBrixの威力と...:Computerworld - Nikkei Business Publications

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Software

 Webはカスタマイズ性に強みがあるとは言いがたい。ほとんどの場合、Webブラウザー上で動くサイトやサービスはそのままの形で使うしかない。現在の企業では、外部のサイトやサービスを業務で利用するケースも多いが、自社の使い方に合わせてカスタマイズを加えるのはかなり難しく、利便性や作業効率を高めるうえで妨げになり得る。

前回から続く)

Credit: PixieBrix

Credit: PixieBrix

 PixieBrixの拡張機能をChromeにインストールしていれば、デベロッパーツールの中に「PixieBrix」というセクションがあるはずだ。このセクションを選択して表示されるパネルを使って、サイトをカスタマイズしていく。

 このパネルで特に重要なのは左上の「Add」ボタンだ。これを押すと、表示中のWebサイトに追加できる要素の一覧が表示される。

 サイトのカスタマイズでは、このAddボタンから要素を追加し、独自の機能や処理を実装していく。例えばLinkedInのサイトであれば、使い勝手の向上や業務の効率化につながるカスタマイズ方法として、次のような例が考えられる。

  • Button要素を使って、LinkedInのネイティブボタンにならった外観のボタンを、人物や企業のプロフィールページの上部に追加する。ボタンを押したときには、そのページの人物名や会社名をGoogleで検索した結果を取得するようにする。あるいは検索結果の情報を共有のドキュメントやチャットのチャンネルに送ることもできる。
  • 同じくButton要素を使って、ページの中から特定の情報を抽出し、共有スプレッドシートの特定の列に保存する機能を実装できる。例えば、採用候補者をLinkedInで探しているときに、有力な候補者のプロフィール情報をシートに取りまとめる作業を、ボタンのクリック1つで進められるようになる。
  • Sidebar Panel要素では、展開や縮小が可能なサイドバーをページの横に表示し、独自の機能を実装できる。例えば、LinkedInで人物や企業のプロフィールページを開いているときに、その人物や企業について取り上げたニュース記事を、特定のメディア(例えばComputerworld.com)から自動で検索し、サイドバーに検索結果を表示できる。

 ここまでに取り上げた例はPixieBrixの実力のごく一端を示しているにすぎない。PixieBrixの機能強化は現在も続いており、サイドバーパネルなどの領域で使うためのインタラクティブな要素が増えている。同社はこうした成長を支える新たなラウンドの資金調達にも成功した。

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2022-08-24 21:15:49Z
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