アイ・オー・データ機器は、Nintendo Switchなどのゲーム機で、ゲームの音声を聞きながら、スマートフォンでログインしているDiscordなどのボイスチャットアプリで会話もできるようにする“Bluetoothゲーミングミキサー”「AD-BTMIX/HN」を8月24日に発売する。価格は5,478円。
製品には3.5mmのアナログ入力と、Bluetoothの送受信機能、ヘッドセットを接続するための3.5mm出力端子を装備。Switchなどのゲーム機のヘッドフォン出力を、AD-BTMIX/HNのアナログ入力と接続。スマホとAD-BTMIX/HNをBluetoothで接続し、ゲーム音とスマホのボイスチャット音声をミックスし、3.5mmのヘッドセット端子から出力。AD-BTMIX/HNとゲーミングヘッドセットを有線接続し、ゲーム音とボイスチャットの両方をヘッドセットで聴く事ができる。
これまでも、Switchなどのゲーム機の音とスマホの音をミックスする有線の製品は存在したが、イヤフォン出力を備えているスマートフォンが減っていることや、スマホを充電しながら使えることなどから、Bluetoothのミキサーを開発したという。
また、SwitchにはBluetoothの送信機能が内蔵されているが、ゲームプレイで重要となる映像に対する音声の遅延が生じるため、あえてゲーム機とAD-BTMIX/HNの接続は有線にしたという。
スマホとの接続に使うのはBluetooth 5.0で、プロファイルはHSP/A2DPに対応。コーデックはSBC、AAC、aptX、aptX LLをサポートする。動作確認済みのボイスチャットアプリは、LINE、Discord、Skype、Nintendo Switch Online。
音声のミキサー部分の品質にもこだわっており、音声にノイズが混じったり、音量の減衰が激しいといった事が起こらないように、スマホとはBluetooth接続を採用。さらに配線を構造から見直す事で、ゲーマーが満足できる低ノイズを実現した。アンプも内蔵しているため、ゲーム音もボイスチャットの声もしっかり聞こえる環境が構築できるという。
なお、ボイスチャット以外でも使えるため、例えばゲーム機の音と、スマホから再生している音楽を一緒にヘッドセットで楽しんだり、テレビを見ながら友人と実況中継するといった使い方も可能。
接続するゲーム機はSwitch以外にも、PS5、PS4、PS4 Proに対応する。外形寸法は75×81×22mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約61g。1.5mの4極オーディオケーブルが付属する。
なお、本体側の電源コネクタはUSB-C。電源ケーブルも付属するが、コンセントに接続するためのUSB電源アダプター(USB-A)は付属しない。スマホに付属する充電用アダプターなどを使う事ができる。
誰でも接続・設定ができるように、漫画で描いたマニュアルも添付する。
2022-08-24 02:08:00Z
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