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Friday, September 30, 2022

三遊亭円楽さん死去 72歳 「笑点」大喜利レギュラー - 毎日新聞 - 毎日新聞

三遊亭円楽さん死去 72歳 「笑点」大喜利レギュラー - 毎日新聞 - 毎日新聞

六代目三遊亭円楽さん=東京都千代田区で2018年4月14日、宮武祐希撮影 拡大
六代目三遊亭円楽さん=東京都千代田区で2018年4月14日、宮武祐希撮影

 テレビの演芸番組「笑点」の大喜利レギュラーメンバーとして広くお茶の間で親しまれ、落語イベントのプロデューサーとしても手腕を発揮した落語家の三遊亭円楽(さんゆうてい・えんらく、本名・会泰通=あい・やすみち)さんが30日、肺がんのため亡くなった。72歳。

 青山学院大在学中の1970年、五代目円楽に入門。72年に楽太郎として前座となった。まだ二つ目だった77年、27歳で大喜利レギュラーに抜てきされた。

 78年に大師匠の六代目三遊亭円生が落語協会を脱退した際には、師匠と共に従った。翌年の円生没後も五代目円楽一門は協会に復帰せず、大日本落語すみれ会(後の五代目円楽一門会)として、独自の道を歩むことになった。

 常打ちの寄席に出られないというハンディキャップを背負いながら全国的な知名度を生かし、先代円楽亡き後は一門の顔となって、一門の底上げや若手の育成に力を注いできた。

 2010年には六代目円楽を襲名。17年には落語芸術協会の客員となり、寄席に出演する足がかりを築いた。

 落語界の「外交官」を自任し、07年から東西や所属協会の垣根を越えて落語家が集結する「博多・天神落語まつり」をプロデュース。19年からは「さっぽろ落語まつり」を始めるなど、仕掛け人として才を見せた。

 七代目円生襲名問題が泥沼化し、いったん白紙になった後は、分裂したままの円生一門の雪解けを円丈さんと共に図る一方、自身の円生襲名にも意欲を見せていた。

 18年に肺がんが見つかり、その後も脳腫瘍の手術を受けるなど、闘病を続けていた。今年1月に脳梗塞(こうそく)で倒れて入院。5月に退院し、8月11日には国立演芸場で高座に復帰していたが、同26日に肺炎で再び入院していた。

 得意ネタに「芝浜」「一文笛」「ちりとてちん」「いったりきたり」など。息子は落語家の三遊亭一太郎さん。

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2022-09-30 08:05:46Z
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