全1719文字
アプリ間で情報を簡単に引き継いで活用できるほか、ほかのユーザーと情報を共有する際にもiCloudは活躍する。「カレンダー」「メモ」を中心に紹介しよう。
仕事やプライベートのスケジュールを、スマートフォンのアプリで管理しているユーザーは多いだろう。「iPhone」や「iPad」などのアップル製端末にも標準で「カレンダー」アプリが、「iCloud.com」ではWebアプリとして同アプリが提供されている(図1)。登場当時から見た目がほとんど変わらず、サードパーティ製のスケジュール管理アプリよりもシンプルに見えるが、中身は着実に進化してきた。特に、iCloudやほかのアプリと連携して提供される機能が豊富だ。
スケジュール情報は「いつ」「何を」で成り立っているように感じるが、実際には「どこで」「誰と」といった情報も付随する場合が多い。そのため位置情報を「マップ」アプリと、人の情報を「連絡先」アプリと連携することで、スムーズにスケジュールを登録でき、登録されたスケジュールそのものの活用範囲が広がる。また、受信したメールなどから新たなスケジュールが発生する場合も多い。標準の「メール」アプリはカレンダーアプリと標準アプリならではの手段で連携する。
メールの内容からイベントをカレンダーに楽々追加
メールアプリは受信メールの本文内に日付や時刻が記載されていると、端末のアシスタント機能「Siri」によって「イベント」として検出される(図2)。イベントとは、カレンダーアプリが管理する一つひとつのスケジュールのことだ。指示に従って「追加」をタップするとカレンダーアプリに切り替わり、検出された情報を基に新規イベントを登録できる。ちなみに、図はオンライン会議の予定を知らせるメールで、イベント名、日付と時刻が自動的に入力されている。オンライン会議にアクセスするためのURLがあれば、手動でコピーし「場所またはビデオ通話」欄にペーストしておくと便利だ。
からの記事と詳細 ( iPhoneカレンダーにメールから登録、「いつ」「どこで」「誰と」の情報を一括管理 - ITpro )
https://ift.tt/d45cfny
No comments:
Post a Comment