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Friday, November 11, 2022

アメリカ中間選挙 なぜ当選者の確定が遅い?大勢判明はいつ?<Q&A>:東京新聞 TOKYO Web - 東京新聞

 8日に投票された米国の中間選挙は、上下両院とも3日たっても開票が続く州があり、当選者の確定が遅れています。州ごとに異なる投開票のルールが影響しているようです。(ワシントン・吉田通夫)

アリゾナ州マリコパ郡で10日、集計機械から投票用紙を取り出す職員=AP

アリゾナ州マリコパ郡で10日、集計機械から投票用紙を取り出す職員=AP

 Q 選挙結果を確定できないのはなぜでしょう。

 A 郵便投票を利用する有権者が多く、投票日の消印まで有効な州があることも一因でしょう。数日後に開票所に届く投票用紙も数えなければなりません。選挙が接戦だと、遅れて届く票によって当落が左右されます。今回の選挙は予想以上の接戦で、こうした選挙区が多いのです。郵便投票は新型コロナウイルス対策で、2020年の大統領選から普及しました。民主党支持者の方が郵便投票を積極的に利用する傾向があるようです。

 また、米国は民主党と共和党の2大政党制で、票が分散せず、両党の候補者の得票が近接することが多くなります。大接戦だと票を数え直す州もあります。

 Q 大勢が判明するのはいつごろでしょうか。

 A 例えばネバダ州は20年の大統領選で、95%まで集計するのに6日かかりました。カリフォルニア州は11日です。60万票ほどが残るアリゾナ州は集計機械が故障して作業が遅れています。それでも徐々に開票は進み、下院選(定数435)は共和党が過半数を獲得する見通しです。

 大接戦の上院選は、残る3議席を確定できていません。ジョージア州は得票率50%の候補者がいなければ、決選投票を実施するルールがあり、12月6日の再投票が決まりました。

 Q 「不正があった」との主張もあるようですが。

 A トランプ前大統領は今回も、開票作業が遅れている州に対し、不正があると主張しています。批判を受けたネバダ州クラーク郡は10日、「12日までに届いた郵便投票はカウントする義務がある」「有権者の署名をチェックしなければならない」と州法の規定に従って細かく反論しました。有権者の投票用紙の署名と、事前登録された署名が同じかどうか確認する必要があり、どうしても作業には時間がかかります。

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