ここ最近になって、QRコードをスマホで読み取る機会がグッと増えたように感じます。例えばレストランです。テーブルに用意されたQRコードを読み取って、注文はウェブサイトから行うタイプの店をかなり見かけます。
こうした場合に筆者はまず端末純正のカメラアプリを立ち上げます。Galaxy S22の場合ですと、QRコードをファインダーに捉えれば、それだけで(シャッターボタンなどを押すことなく)画面上にリンク先URLなどがポップアップ表示されます。それを手動でタップすれば、ブラウザーなりアプリが呼び出され、後の処理はそちらで……という流れになります。
恐らく、近年ではこれが最もオーソドックスな手法でしょう。Pixel 6aでもほぼ同様です。「Google カメラ」を起動してQRコードにカメラを向ければ、リンク先が画面内に出るので、後はタップすればOK。読み取り速度が遅いとか認識しづらいといったこともなく、大変満足しておりました。そう、Android 13がリリースされるまでは。
Andorid 13は8月にリリースされましたが、事前の報道で「QRコードの読み取り機能が新規に追加される」というものが結構ありました。個人的には「? もうできてるじゃん」と思っていたのですが、これが実際に目にしてみると、かなり使い勝手が異なるのです。
まず、呼び出し法はカメラアプリではなく、OS全体のクイック設定パネルから行います。デフォルト設定によっては非表示になっているかもしれませんが、「QRコードのスキャン」という項目がしっかりあります。
UIもまったく違います。カメラアプリではないので、あるのは撮影用フラッシュの点灯ボタンだけ。ズームや動画切り替えのためのメニューはありません。
そしてQRコードの認識が全体的に速いのです。カメラアプリでも十分速いと思っていたのですが、実際には画面中央にQRコードを捉えるとか、ちょっと静止するといった挙動をとる必要がありました。
しかし、このAndroid 13統合のQRコードリーダーは、画面端にちょっと映り込んだだけで認識される時もあったりと、全体的にキビキビしています。環境光、QRコードの内容にもよるとは思いますが、それでも8割方のシチュエーションで効果を感じます。
OSへのQRコードリーダー統合はiOSが先鞭を付けています。またAndroid勢でも独自実装している例はあり、実はGalaxy S22にもOS統合のリーダーは入っています(クイック設定パネルから呼び出す)。その意味では、Pixelだけが周回遅れだったと言えるかも?
ただ、Pixelユーザーの体験が向上したのは確か。筆者はすっかり、OS統合リーダーの一択になりました。皆さんもぜひ一度、お使いのAndroid端末にQRコード読み取り機能がないかチェックしてみてください。Android 13が適用された後にどんな変化があるのかの確認もお忘れなく。
からの記事と詳細 ( 皆さんQRコード読み取りって、どうやってますか? カメラアプリ? - ケータイ Watch )
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