20日に開幕するサッカーW杯カタール大会の日本代表26選手が1日、発表された。名古屋グランパスのFW相馬勇紀(25)は国内のアタッカーでは唯一の選出となった。
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相馬は三菱養和ユース、早大と名門を歩みながら、年代別代表はプロ入りまで縁がなかった。大学時代、学生新聞「早稲田スポーツ」で相馬の取材を担当した森迫雄介さん(24)に2017、18年当時を聞いた。
森迫さんが取材を始めたのは、相馬が3年のとき。当時関東2部だった早大にあって「1人だけレベルが違う。どうやって止めるんだというドリブルのキレだった」と別格の存在。当時から最大の武器は緩急でサイドをぶち抜くドリブルだった。精神面でも大きく成長。「不服な判定に食ってかかり、イエローカードをもらうこともあったが、4年になっていらないカードはもらわなくなった」と振り返る。
夢は、イングランド・プレミアリーグへの移籍と語っていたという。東京五輪代表出場への意欲に水を向けると、グランパスで結果を残すことがそれにつながるという返答だった。「大きな目標は据えつつ、一歩ずつ目標を達成していく選手だと思う」。五輪出場、ルヴァン杯制覇、東アジア選手権MVP…。駆け足に、そして確かな足跡を残し、夢の舞台にたどり着いた。
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