韓国のデベロッパーのIRONMACEは2月24日、公式Discordチャンネルで『Dark and Darker』の次回アルファプレイテストを実施することを発表した。予定期間は4月14日から4月19日になるという。
『Dark and Darker』は一人称視点のPvPvEのローグライクゲームだ。プレイヤーは最大3人のパーティーと共にダンジョンに挑む。敵NPCや他プレイヤーを退けつつ、脱出用のポータルから、宝とともに帰還するのが目的となる。本作には、次第にセーフゾーンが狭くなっていくバトルロイヤル要素と、死んだらアイテムを失いやり直しとなるローグライク要素が存在している。貴重なアイテムを携えて、ダンジョン内で生き残ることを目指していくのだ。『Escape from Tarkov』のダンジョン版ともされる、このゲームシステムが、ファンタジーな世界観と共に好評を得ているようだ。
今回実施される、第5回目となるプレイテストは予定期間がいつもより短い。これまでは一週間ほど実施されていたが、今回は5日間でのテストとなる。ただし、第3回、第4回のプレイテストでは3日期間が延長されていた(つまり、トータルでは10日ほど実施)。今回もテスト期間が延長される可能性は十分考えられるだろう。
また今回のプレイテストでは、新たな要素を追加するそうで、その要素を調整するために実施されるという。Discordでの発表では、詳しい内容について言及されていない。しかし開発者へのインタビューを参照すると、ある程度の予測が立てられる。
2023年2月2日に配信者のOnepeg氏によって、開発元IRONMACEのCEOであるTerryことPark Terence Seung-ha氏に向けて、Twitchでインタビューがおこなわれた。インタビューでは、前回の第4回目について話し合われていた。配信ではTerry氏がカルマシステムに言及。そして2月16日から実施された第4回目のプレイテストではカルマシステムなどが追加された。
このインタビューで言及された要素の内、まだ実装されていないものとして新職業Bard(吟遊詩人)があげられる。同氏は新職業について、第5回目のプレイテストで実装されるかも、と言及。公式Discordによると、今回のプレイテストでは「pretty substantial additions」(かなり充実した追加要素)が調整されるという。この追加要素に、新職業が当てはまるのではないだろうか。ファンタジーでの吟遊詩人といえば、味方にバフを・敵にデバフを付与する職業で、単体でダメージを出しにくいのが一般的。複数人で協力すること前提の職業となるのかもしれない。
さらに、同配信では本作の早期アクセス配信開始予定日についても言及された。Terry氏は4月末から5月になるかもしれない、と発言。ただし今回のプレイテストの期間を考慮すると、調整後すぐに早期アクセスを開始するのは難しいだろう。公式Discordでの発表では、最後のテストになるとも言及されていないので、もう少し時間がかかるのかもしれない。
『Dark and Darker』はPC(Steam)向けに発売予定。第5回アルファプレイテストは、4月14日から4月19日に実施予定だ。なおSteamのストアページに言語対応表記はないが、前回のプレイテストではゲーム内は日本語表示に対応しており、日本サーバーが追加されていた。
2023-02-27 07:18:14Z
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