12年前の3月11日に起こった東日本大震災の死者は約1万6千人に上る。中でも、多くの高齢者や障害者が安全な場所へ避難できず津波にのまれた。避難所での生活や移動による負担が要因となった災害関連死も発生。こうした災害時に支援を必要とする「災害弱者」を守る仕組みづくりが近年進んでいるが、実現に向けては課題も残る。災害弱者を支えようとする現場に迫った。2回続き。
個別避難計画、策定は努力義務に
秋田市のポートタワー・セリオンに程近い土崎港西地区と古川地区。一帯は県の津波浸水想定エリアとなっている。最大クラスの津波が起きた場合、5メートル以上の浸水被害の恐れがあり、北部市民サービスセンターなど周辺の津波避難ビルか、東に1キロほど離れたJR土崎駅方向へ避難しなければならない。
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