俳優・菅田将暉が主演を務める映画「ミステリと言う勿れ」(松山博昭監督、9月15日公開)に柴咲コウ、松下洸平、町田啓太、原菜乃華、萩原利久が出演することが22日、分かった。
田村由美氏の大人気漫画が原作で、22年にフジテレビ系でドラマ化された。菅田演じる“もふもふヘア”が特徴的な久能整(くのう・ととのう)が、豊富な豆知識をもとに淡々と自身の見解を述べて難事件を解決する新感覚ミステリー。初の劇場版で描かれるのは、原作ファンの間でも人気の高い通称「広島編」。久能が、名家・狩集家(かりあつまりけ)の遺産相続問題に巻き込まれる。
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」などで菅田と共演歴のある柴咲は、狩集家の相続人候補・赤峰ゆらを演じる。かねて原作ファンだったことを明かし、「物語の中に入り込めることにとてもわくわくしました。原作ではクールな印象のゆらさんでしたが、今回の撮影では感情の起伏多めで演出していただきました。原作の雰囲気は守りつつ映画ならではの楽しみ方ができるのではないか」と仕上がりに自信をのぞかせた。
狩集家の顧問弁護士の孫・車坂朝晴役の松下は、「ミステリの撮影がある日は、ちょっとワクワクしていた自分がいます。初めましての方ばかりでしたが、芝居のことや他愛のない話をたくさんしました。数週間の撮影でしたが、とても濃い時間を過ごさせていただきました」と実力派キャストとの和気あいあいとした撮影現場を振り返った。
町田は、ゆらのいとこで遺産相続の候補・狩集理紀之助(りきのすけ)を演じる。菅田とは本作が初共演となり、「クランクインした時はとても厳かな雰囲気で、これが『ミステリ』なのかと背筋が伸びながら現場にいたのですが、菅田くんを中心にお芝居の話や何気ない話がどんどんと止まらなくなり、今思い返すと笑っていた記憶ばかりです。整くんのように菅田くんが僕たちの心を解してくれたのだと思います」と座長への感謝を語った。
原は、本作のヒロインでゆらのいとこ・狩集汐路役をオーディションで射止め「前作のドラマを一ファンとして毎週とても楽しみにしていましたので、どうしても受かりたい!という強い思いでオーディションに参加しました。夢がかない本当にうれしかったです」と出演に歓喜した。
萩原は、汐路らのいとこで相続候補・波々壁新音(ははかべ・ねお)を演じる。新音は方言を使う役柄であることを明かし、「一筋縄じゃいかないなと思いました。感情の一つを表現するのにもいつも以上に言葉に気をつけながらやっていたので難しかったですが、たくさん学ぶことができ、狩集家のみなさんとは撮影が進んでいくにつれダチョウの話をしたり、段々と本当の従兄弟のようなコミュニケーションが取れていたんじゃないかと思います。ぜひ劇場で観てもらいたいです」と呼びかけた。
2023-03-23 20:00:00Z
https://news.google.com/rss/articles/CBMiNGh0dHBzOi8vaG9jaGkubmV3cy9hcnRpY2xlcy8yMDIzMDMyMy1PSFQxVDUxMjczLmh0bWzSAQA?oc=5
No comments:
Post a Comment