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Monday, April 17, 2023

ウクライナの領土奪還作戦、いつどこで? 米流出文書で思惑交錯:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

 ウクライナが近く着手するとされる新たな領土奪還作戦をめぐり、ロシアとの駆け引きが活発になっている。SNSに流出した米国の機密資料でも、作戦に向けたウクライナ軍の準備度合いに注目が集まった。弾薬数や防空対策などに不安が指摘されるが、成功すればロシアは窮地に立たされかねない。ロシアが2014年以来実効支配するクリミア半島をめぐる動きも出ている。

 機密文書の流出を報じた米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)によると、これらの資料にはウクライナ軍の武器・部隊の準備計画などの詳細な情報が記載されていた。それぞれが4千~5千人規模とみられるウクライナの新設12旅団のうち、9旅団が、3月末か4月末までに米国や他の北大西洋条約機構(NATO)加盟国による訓練や装備の配備を終えることも記されていた。

 文書は3月1日付。ウクライナのゼレンスキー大統領が侵攻1年の演説で「年内勝利」を誓った直後の状況を記したことになる。文書が報道されると、ロシアのペスコフ大統領報道官は米CNNに「ロシアとウクライナの紛争に米国とNATOが関与を深めていることに疑いはない。事態を複雑化させている」と批判した。

 ウクライナ軍は昨年11月に南部ヘルソン州のドニプロ川西岸地域をロシア軍から奪還して以来、占領地の解放で成果を上げていない。ロシアのプーチン大統領が昨年9月に一方的に併合を宣言した東部と南部の4州からの撤退を軍に許す気配はなく、領土の奪還作戦には軍事力の行使が前提だ。このままではロシアの領土占領が固定化されかねないとの懸念があり、ウクライナ軍は作戦開始を急がなくてはならない。

 文書に記された部隊の準備状…

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