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Thursday, June 1, 2023

台風2号2023年 関東甲信の影響は いつ接近 進路 雨量 警戒ポイント - nhk.or.jp

台風2号周辺の湿った空気が流れ込んで前線の活動が活発になるため、関東甲信は2日から3日にかけて、大雨となるおそれがあります。台風2号の進路や勢力のほか、関東甲信の予想雨量や必要な備えなどについてまとめました。

台風2号 2日夜から3日にかけ沖縄本島地方に最接近

気象庁によりますと大型の台風2号は1日午後5時には那覇市の南西190キロの海上を1時間に15キロの速さで北北東へ進んでいるとみられます。
台風はしだいに進路を東寄りに変え、2日夜から3日にかけて沖縄本島地方に最も接近する見込みです。

西日本と東日本の広い範囲で2日にかけて大雨のおそれがあり、特に中国地方と四国地方では2日の午前中から線状降水帯が発生して災害の危険度が急激に高まる可能性があります。

関東甲信 広い範囲で大雨の可能性

気象庁によりますと、3日にかけて前線が東日本付近に停滞し、台風から暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発になる見込みです。
このため関東甲信は2日未明から3日にかけて、局地的に、雷を伴って1時間に50ミリの非常に激しい雨が降り、広い範囲で大雨となる見込みです。

関東甲信の予想雨量

2日夕方までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで甲信で200ミリ、関東南部で180ミリ、伊豆諸島で120ミリ、関東北部で100ミリと予想されています。

さらに3日夕方までの24時間には伊豆諸島で100ミリから200ミリ、関東の南部と北部、甲信で100ミリから150ミリの雨が降る見込みです。

関東や伊豆諸島、小笠原諸島の海上では2日の午後からしけとなり、台風が接近する6月4日の日曜日にかけて警報級の高波になるおそれがあります。

気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、高波に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、それに「ひょう」に注意するよう呼びかけています。ハザードマップで避難先を確認するなど雨が強まる前に早めの備えを進めるとともに、雨の降り方や自治体からの情報に注意してください。

台風2号 位置や勢力は

気象庁によりますと大型の台風2号は午後5時には那覇市の南西190キロの海上を1時間に15キロの速さで北北東へ進んでいるとみられます。

中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルで、中心の南側650キロ以内と北側440キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。台風の暴風域はなくなりましたがこの時間、沖縄県の広い範囲と鹿児島県の奄美地方の一部が台風の強風域に入っています。

沖縄地方では風が強まり、午後2時半に渡嘉敷島で30.6メートル、午後3時すぎに南城市で29.8メートル、午後2時40分ごろに那覇市で28.2メートルの最大瞬間風速を観測しました。
さらに、沖縄地方では猛烈なしけとなっています。

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