妊娠した雌のバンドウイルカのおなかを外見で観察すれば、おおむねの出産日を予測できる―。こんな研究成果をまとめた名古屋港水族館(名古屋市港区)の論文が、日本動物園水族館協会(東京)から、本年度最優秀の技術研究表彰を受けた。出産日予測のために、乳首を覆う切れ目「乳裂」の間隔に着目した論文は世界初とみられ、今後の子イルカの元気な成長に役立てられそうだ。 (坂本圭佑、写真も)
出産事例少なく
名港水族館によると、バンドウイルカの繁殖は、人間に比べて出産事例も少なく、医療体制も十分でないため難しい。同館では妊娠に成功しても、およそ半数が死産したり、生後間もなく死んでしまったりする。
子イルカが健康に成長...
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