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Wednesday, November 1, 2023

今回の主役はiMacだと思う。2年ぶりの躍進に心が揺れる… - GIZMODO JAPAN

今回の主役はiMacだと思う。2年ぶりの躍進に心が揺れる… - GIZMODO JAPAN

えっ、 M3のiMacスゴイくない?

10月31日、ハロウィンの日に開催されたAppleの新製品発表イベント。まとめは以下をどうぞ。

このイベント中もイベント後も。

編集部みんなが「MacBook Proいいね!」って盛り上がっている中、僕だけ「今回のメインはiMacちゃんではなかろうか?」って、うーむの顔文字のように、ずっと考えてたんです。だって、聞いてくださいよ!(長くなります)

最新CPUの発表タイミングでアップデートはお得感がすごい

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Image: Apple

24インチiMac(正式には今回からAppleストアでの表記はただの「iMac」になりました)はしばらくアップデートが来ていませんでした。

2021年4月の発表から2年以上だんまり。同じくApple Siliconを搭載した兄弟たちがすでに「僕はM2チップになったよ!」「私はM2 Proよ!」と成長していく中、iMacはつい先日までM1チップのまま「最新です」って言い張ってたモデルです。

それが、一晩開けたら1世代ジャンプして真の最新SoCを搭載したマシンになったわけです

我慢し続けていた子に、ようやくスポットが降りてきたと思ったら、それはトキメいちゃうでしょ。

そしてこのアップデートがまた期待できそうなの。

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Image: Apple

Appleの発表では、M3チップの処理能力はM1チップから30%上昇。

当然、値段も17万4800円から(M1)→19万8800円(M3)と、2万4000円上がっているんですけど、旧モデルから性能が30%上がっていながら、コストは13.7%の上昇で抑えられている

…と考えると、お得感アリませんか? 2年ぶりの最新CPUですよ? (M1モデル発売当時の1ドル110円時代は忘れてください。それはもう太古の記憶です)

最新iMacが手に入れたもの

では具体的に2万4000円(13.7%アップ)でiMacがM3チップで手に入れたものを並べていきます。

1.高性能コアが30%の性能向上、高効率コアは50%の性能向上

2.GPUの性能が大きく進化。レイトレーシングにも対応。

3.メモリ帯域幅が68.25GB/s(非公表なので予想値) → 100GB/s

4.「ProResエンコード/デコードエンジン」「AV1デコード」をサポート。ビデオ再生時の負荷軽減

5.高速Wi-Fi規格(Wi-Fi 6E)への対応

見た目変わんないけど、中身がめちゃくちゃ進化してんの。最新のチップだもんね!

高性能・高効率コアの両方の処理速度が上がっているので、日常使うアプリもM1時代よりもキビキビ動くでしょうし、重めのアプリもさらに快適に。この辺りは体感として差を感じることができそうな予感がしています。

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Image: Apple

あと、GPUの進化もすごそう。M3チップではレイトレーシングなどの処理にも対応しています。

対応ゲームは本当にごくわずかでしょうし、ベースのM3チップ(ProやMaxじゃない)でどこまで戦えるか? は謎ですけど、ポテンシャルとして見ると強い。

これだけ性能が上がっている最新のチップに変わって差額2万4000円。僕は十分にお得だと感じています。

ベースモデルのメモリ8GBで足りるの? ストレージ256で足りるの?

もちろん盛った方がいいです。でも、盛らなくても快適に使えると思っています

だって、つい最近まで8GBのMacBook Air(M1)で僕仕事していましたし、今はMacBook Air(M2)に買い替えたけど、依然としてメモリ8GBでやっていけてるので!

僕の環境だと、3440×1440の外部ディスプレイに接続して、ブラウザのタブもじゃぶじゃぶ開いて、写真の編集やときには動画編集もしていますけど、止まったり動作が重くなったりもありません。

スモールビジネスや趣味の範囲での作業なら、このベースモデルのiMacでも十分だと思います。

一方、ストレージに関しては256GBだとやっぱちょっと少ないって感じますね。

標準でストレージを盛った方が性能的には有利なんですが(仮想メモリで使える量が増えます)、日常的な作業がメインなら1TBくらいの外付けSSDをポチって、Thunderbolt 3(USB 4)にぶっ刺して解決するのが、お財布的にスマート。

ぶち抜けた速度を求めないなら、1TBモデルのSSDは1万円前後で増やせます。

4.5Kの高解像度モニターが付いてくるし、周辺機器もセットなのもいい

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Image: Apple

個人的には、24インチのちょうどいいサイズ感も好きです。それでいて4.5Kとモニターが高解像度なのもiMacの良さだなって。

このクラスのモニターを本体と別に買おうと思ったら、けっこーな出費ですもんね。あと、iMacはMagic Keyboardが標準付属なのがいい! やはりこれらを別に買おうと思うと、2.5万ほど持っていかれますので…。

この辺りのコストも考えると、iMacはオールインワンさが光りますね。「はじめてのMac」としても、旧モデルからの買い替え先としてもいい選択肢だと思います。

「最新」の時に買えるのは幸せだと思う

どうでしょう? iMac(M3)。デキる子だと思いません?

ここからは完全に僕のお気持ちフェーズなのですが、24インチiMacって、M1チップの発表から半年後に登場したモデルなので、個人的には最新の初モノ感が薄かったんです

どうせあと数ヶ月したらM2チップがでちゃうんでしょぉ〜?なんて、まだ見えぬ未来の進化がなんとなくお得感を削ぎ落としてしまっていました。

でも、今回のiMacは最新M3チップ発表のタイミングですからね!

ほんとベストな買い時で「最新」感があって、しかもM2世代を飛ばしのM3への進化で、どんな体験になるんだろう? って、ワクワクがすごい!

主に自宅で使うMacを求めるなら、今回M3の最新パワーを手に入れたiMacは、選択肢としてアリだなって思うんです。

そして速く買っちゃった方が、その分ニマニマできて幸せになれるのは確実。iMac狙いだった人は羨ましいなって思うし、なんなら僕もちょっぴり心が揺れています。

ねぇ…? iMac(M3)スゴイでしょ。心が揺れています(二度目)。

Source: Apple

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2023-11-01 03:00:00Z
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