タレントの上沼恵美子(68)が、3日放送の読売テレビ・中京テレビ『上沼・高田のクギズケ!』(毎週日曜 前11:40)に出演し、宝塚歌劇団の劇団員急逝をめぐる問題に私見を語った。
芸能記者の中西正男氏がこれまでの経緯をまとめ、歌劇団が公表した外部調査報告書などを説明。上沼は「(ヒアリングに)正直に答えられますかね?」「聞き取りになってない!」と一喝した。
上沼自身も宝塚の大ファンとしてヒートアップ。鳳蘭の楽屋を尋ねたこともあるといい、「『男上がります!』って聞こえるわけです」とその際のエピソードを披露。「女の人が全員入ってる楽屋なんで、男の人が入りますよという時にかけ声がかかる。私でもそれね、異様な感じしたもん、それだけで」と印象を語った。
タカラジェンヌになるには、高倍率の試験を合格する必要がある。上沼は「泣いて感動して…東大に入ったような感じ。それがこんな結果になるなんて誰が思いましたかね」と憤り。「あんなきれいな舞台を作ってた美しい役者さんがね、こんな形で死んでしまうっていうのは、これはやっぱり責任とらなあきませんと思いますよね。何か変えないとダメなんですよ」と厳しく指摘し、「みんな忘れても私は忘れない」ときっぱり。
ゲストの北斗晶は「同じ年の、息子ですけどウチは、だから余計にこの問題はつらいなと思いましたね」と思いやり、「逃げたいと思っても逃げられなかったのかなと思いますね、真面目がゆえに。もうそこを出てしまったら二度と舞台に立てないじゃないですか」と胸を痛めた。
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2023-12-03 04:10:58Z
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