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Monday, December 18, 2023

市川團子、スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」は「祖父の雰囲気を大事に勤めたい」猿翁さんの意志を継承誓う - スポーツ報知

市川團子、スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」は「祖父の雰囲気を大事に勤めたい」猿翁さんの意志を継承誓う - スポーツ報知

 歌舞伎俳優の中村隼人、市川團子、中村米吉が18日、都内でスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」(来年2月4日~3月20日、東京・新橋演舞場)の取材会を行った。

 9月に死去した市川猿翁(3代目猿之助)さんが1986年に初演したスーパー歌舞伎の第1作。2013年以来、11年ぶりの再演となる。隼人と團子が、小碓命(おうすのみこと)後にヤマトタケルと大碓命(おおうすのみこと)の2役を交互に勤め、米吉が兄橘姫(えたちばなひめ)と弟橘姫(おとたちばなひめ)の2役を早替わりで演じる。

 父の中村錦之助に続き親子2代でヤマトタケルを演じる隼人は「スーパー歌舞伎で父が演じた役をやるのは初めて。報告したら父も喜んでくれたし、『大変だったんだよ』と思い出話も聞きました」。今回は尾張の国造、熊襲弟タケルを演じる錦之助と親子共演もあり、「親子ですけど、先輩後輩としてぶつかっていきたい」と気を引き締めた。

 猿翁さんの孫で「歌舞伎を好きになった理由として、祖父の存在が大きい」という團子は「祖父のビデオを見て憧れていたので、まさか自分が演じさせていただけるとは思っていなかった」。祖父の思いを胸に「しっかり研究して、稽古をして、祖父の雰囲気を大事に勤めたい」と意欲を見せた。

 初演に出演していた父の中村歌六から当時のエピソードを聞いて育ったという米吉は「ヤマトタケルがあったからこそ、現在もいろいろな新作歌舞伎ができている」と先人たちに敬意を表した。自身の役柄については「ヒロインですけど、人間の業(ごう)が描かれている。その魅力を意識して演じていきたい」と抱負を語った。

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2023-12-18 11:04:00Z
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