FRBは記録的なインフレを抑えこむため去年3月以降、利上げなどの金融引き締めを続けてきましたが11月以降、インフレの低下を示す経済指標が相次いでいることなどから、市場では来年には利下げに転じるという観測が広がっています。
こうした中、パウエル議長は12月12日から2日間開く金融政策を決める会合を前に1日、講演を行いました。
この講演でパウエル議長は「インフレが2%の物価目標に向かっていると確信するまでいまの金融政策を維持していく。いつ金融緩和が行われるかを推測するのは時期尚早だ」と述べ市場で広がっている来年の利下げ観測をけん制しました。
その上で「適切だと判断すればさらなる金融引き締めを行う用意がある」と述べインフレ抑制に向けた決意を改めて強調しました。
またパウエル議長は
▼金融引き締めが不十分なことでインフレが再び加速するリスクと、
▼金融を引き締めすぎて景気を後退させてしまうリスクがきっ抗しているとして会合ごとに経済指標を見極めながら慎重に金融政策を判断していく考えを示しました。
からの記事と詳細 ( FRBパウエル議長 “いつ金融緩和行われるか推測は時期尚早” - nhk.or.jp )
https://ift.tt/NxABTJ0
No comments:
Post a Comment