Pages

Thursday, December 21, 2023

ORICON NEWS:パラ水泳・木村敬一選手、金メダル獲得の東京五輪に“反省点” 平井理央からのフォローも断固拒否「そういう競泳選手がダメなんです(笑)」 - 毎日新聞

ORICON NEWS:パラ水泳・木村敬一選手、金メダル獲得の東京五輪に“反省点” 平井理央からのフォローも断固拒否「そういう競泳選手がダメなんです(笑)」 - 毎日新聞

第10回『WHO I AM』フォーラム」第二部トークセッションに登壇した木村敬一選手 (C)ORICON NewS inc. 拡大
第10回『WHO I AM』フォーラム」第二部トークセッションに登壇した木村敬一選手 (C)ORICON NewS inc.
 パラ水泳の木村敬一選手が21日、東京・有楽町朝日ホールで行われた『いよいよPARIS2024到来!第10回「WHO I AM」フォーラム』に参加し、車いすバスケの鳥海連志選手、フリーキャスターの平井理央タレントの松岡修造とトークを展開した。

【写真】白のワンピースで登場し、満面の笑みを浮かべた平井理央

 『WHO I AM』は、WOWOWと国際パラリンピック委員会(IPC)の共同プロジェクトとして2016年にスタートした、パラリンピックアスリートを追うドキュメンタリーシリーズで、これまでに25ヶ国40組のパラアスリートが出演。来年1月20日から、新シーズンがスタートすることを受け、この日のイベントでは、『WHO I AM パラリンピック』最新シーズンから、車いすテニスの小田凱人選手の番組先行試写が行われた。

 トークイベントの序盤では、東京五輪や直近の活動を回顧。4大会連続のパラリンピック出場となった同大会で、木村選手は金メダルを獲得したが、「あのときは、周りのことにまったく気が回せていなかった。もう…自分勝手の究極系みたいな感じ」と振り返り、「後になって、『あのとき、選手村でこの選手がこんなことを言っていたよね』と言われても、何も知らないんですよ(笑)」と笑いを誘った。

 そして「そのときはもう31歳。さすがにダメだろうと…」と反省。松岡から「金メダルを獲ってくれたおかげで、みんなが思いを共有できた」と喜ぶと、「そうやって言っていただけると浮かばれるんですが、それは多くの方の“犠牲”があったから…(笑)」と苦笑い。

 「自分1人だけハッピーになっていてすみません」と謝罪すると、平井からは「チームスポーツと個人スポーツだと、やっぱり種類が違いますから」とフォローも。しかし、木村選手は、「あ、それがやばいんです。そういう風に考える競泳選手が多いのがダメなんです。そこが競泳の悪いところ。すいません」と謝罪を重ねた。

 一方で、今後の目標を聞かれると、「金メダルを獲ったことで、かなり自分の中に余裕が生まれた気がしていて。すると、『もうちょっとこうしたら泳ぐの早くなるかな?』とか、『自分にはまだやれていないことがありそうだな』と思うようになりましたし、周りからのアドバイスにも素直に『なるほど』と思えるようになったんです」と吐露。

 「まぁ、相変わらず自分に対して思っているだけなんですけど」と笑いながら、「人に対して思いや気を使っていきたいです。なんとしても金メダルをっていうだけでなくて、周りの人たちと一緒に、自分の泳ぎでパラリンピック全体を盛り上げられたら、それもすごくいいなっていう風に思えますし、自分の泳ぎがもっと洗練されたものになっていければいいなという風にも思う。そのいろんな思いを持ってパラリンピック(2024年のパリ大会)を迎えられています」と笑顔を見せた。

 同プロジェクトでは、2022年からアーティストやクリエイターなど、スポーツの枠を超えた内容がそろう追加シリーズ『WHO I AM LIFE』を加え、『WHO I AM パラリンピック』との2ラインへとコンテンツを拡大。さらに、「放送はゴールではなくスタート」を合言葉とし、金メダリストによる特別授業や映像の教材化、講義・講演活動、書籍・コミック化、ユニバーサルスポーツイベントの立ち上げ、企業とのコラボレーションなど、多様性を認め合う未来社会の実現を広く社会に発信し続けている。

Adblock test (Why?)



2023-12-21 13:02:50Z
https://news.google.com/rss/articles/CBMiOWh0dHBzOi8vbWFpbmljaGkuanAvYXJ0aWNsZXMvMjAyMzEyMjEvb3JjLzAwbS8yMDAvMTUzMDAwY9IBAA?oc=5

No comments:

Post a Comment