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Wednesday, January 3, 2024

輪島の女性、足痛むまま車中避難 「燃料いつ切れるか。早く支援を」:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

【動画】石川県輪島市の火災

 石川県輪島市に住む漁師の女性(42)は、地震発生時に市内の遊技施設にいたという。揺れを感じて屋外の駐車場に避難したが、激しい縦揺れで立っていられなかった。自分の軽乗用車につかまって揺れが収まるのを待ったが、揺れの最中に転倒。右足に車体が乗り上げ、タイヤと地面の間に挟まれた。自分で足を引き抜いたという。病院には行けていない。「何とか歩くことはできる」というが、痛みはひいていないという。

 その後、近くにある石川県警輪島署に避難し、おばと合流した。午後7時40分ごろの気温は約3度。寒さに耐えきれず、近くの駐車場にとめた車の中に戻り、おばと2人で暖をとっている。一緒に住む両親は近くの高台に避難しているという。

 家を出たときは財布と携帯電話しか持っておらず、手元にある飲み物や食べ物はペットボトルのお茶1本だけ。駐車場から自宅までの道路はひび割れや陥没で帰宅できないといい、「これからどうしていいか見当もつかない」と途方に暮れていた。

 町の大部分が停電しているといい、遠くで火事の光が赤く見えるという。初めの揺れを感じてから何回も鳴る緊急地震速報を聞くたびに「かなりのストレスで本当につらい」と話す。避難している車の燃料はまだあるというが「いつ切れるか不安だし、早く支援が欲しい」と話した。

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