6速MTを搭載した標準グレードも用意
独BMW M GmbH(BMW M社)は2024年1月31日、「M4クーペ」および「M4コンバーチブル」をマイナーチェンジ、新型を発表しました。
現行型M4は2020年9月にドイツで登場したモデルで、日本でも2021年1月に上陸。現行型で2代目(G92型)なります。
今回登場した改良新型M4クーペ/M4コンバーチブルは、すべてパワフルな3リッター直列6気筒ツインターボエンジン(S55B30型)を搭載しますが、エンジン出力が異なります。
通常モデルの「M4クーペ/カブリオレ」は6速MTと組み合わされ480馬力を発生、Mドライブロジック付き8速Mステップトロニック(8速AT)と組み合わされる「M4コンペティション クーペ/コンバーチブル」は510馬力を発生します。
さらに4輪駆動の「M xDrive」が組み合わされた「M4コンペティション クーペ/コンバーチブル M xDrive」は従来よりも20馬力アップの530馬力・650Nmを発生します。
これにより、M xDriveを搭載した新型M4コンペティション クーペの場合、0−62mph(約0−100km/h)加速は3.5秒(コンバーチブルは3.7秒)、最高速度はすべてのモデルで155mph(約250km/h。リミッター)というパフォーマンスを発揮します。
オプションのMドライバーズパッケージを設定すると、リミッターが174mph(約280km/h)、もしくは180mph(290km/h)までになります。
新型M4には、新たにデザインされたヘッドライトを採用、より精悍でモダンな印象となっています。オプションでアダプティブLEDヘッドライトを用意、これは青いインサートで識別でき、アーバンライトとコーナリングライト機能を備えています。またカーボン強化プラスチック (CRP) ルーフは、新型M4のすべてのモデルに標準装備されています。
新型M4と新型M4コンペティションには、フロントに18インチ、リアに19インチの M鍛造アロイホイールが標準装備されています。新型M4コンペティションM xDriveにはフロント19インチ、リアが20インチサイズの M鍛造アロイホイールとなります。
インテリアは新しいデザインのステアリングホイールを採用、さらにインストルメントパネルとインテリアトリムに使われる高級素材が、コックピット内の高級な雰囲気を高めています。
Mスポーツシートは標準装備されており、電動調整オプション、一体型ヘッドレスト、照明付きロゴを備えています。オプションでヒータ付きの「Mカーボンバケットシート」を用意。標準スポーツシートと比較して9.6kgの軽量化を実現しています。
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M4クーペの主要な市場は米国で、ついで中国、ドイツ、英国と続きます。またM4コンバーチブルは米国が軍を抜いて高い人気を誇っており、ドイツ、英国市場でも人気となっているのが特徴です。
英国での車両価格は、「M4コンペティション クーペ M xDrive」が8万4250ポンド(日本円で約1567万円)、「M4コンペティション コンバーチブル M xDrive」が8万8255ポンド(約1641万円)となっています。
新型M4クーペおよびM4コンバーチブルは、BMWグループのディンゴルフィン工場で生産されています。新モデルの世界市場への投入は、2024年3月の生産開始から始まります。
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